2019年度ものづくり・ことづくり演習I@BOKU、オーストリア

活動報告

1年次の必修科目である『ものづくり・ことづくり演習Ⅰ』の合同合宿を、オーストリアにある ウィーン天然資源大学(BOKU)において9月16日~21日の日程で行いました。


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学生の報告より;関﨑 司(1年生)
1. 参加の目的/ Purpose of participation
このウィーン天然資源大学(BOKU)で行う「ものづくり・ことづくり演習I」では、チームワーク技術と英語によるプレゼンテーション能力の向上、グローバルリーダーとして必要な能力を培うこと を目的とする。そのために、あらかじめ国内で課題設定および議論を行い、その結果を BOKU で発表するまでの作業をグループリーダーの下で行うことで、チームワークを実践する。さらに、学生が個別 に自分の研究を紹介し、BOKU の教員、学生からの質問に答えることで英語でのプレゼンテーションを体験する。また、海外企業での研修を通して、日本企業とのものづくりに対する取り組み方法の違いや 類似点について考察する。加えて、その国の文化に直接ふれることで、その国の人々や考え方をよりよく理解できるようにする。
2. 会議に参加した結果得られた課題/ Problems identified as a result of participation
BOKUの学生のプレゼンを聞く時に、専門用語が分からないのは仕方がないがそれ以外の部分においてはもう少し準備ができたのではないかと感じた。オーストリアで見てきたものは全て自分が研究していることとは異なる分野だったためどんなことをやっているのかがなんとなく分かるほどしか理解できなかった。
3. 会議に参加した結果得られた成果/ Results of participation
今年の四月と比較すると人前で英語を喋ることがあまり苦にはならなくなってきた。しかし、日本語だったら100%説明できることを英語では70%ほどしか説明できないので引き続き努力が必要だと思う。BOKUの研究発表や、工場見学を通して自分とは異なる分野のこともある程度は知っておくことの大切さを学んだ。将来社会に出たら一人だけでは何もできないので自分の研究から離れた内容の話でも能動的に学んでいこうと思った。
4. 成果を今後の研究にどのように活用するか/ How will you apply what you learned to your research?
発表が終わった後にオーストリアの学生から興味を持ってもらえたとは思うので、具体的にどのように形にして、評価していくかを明確にしていく必要がある。異文化で暮らす人にも興味深いと言ってもらえたということは人種に関係なく人間の中に共通して存在する感覚ということなので実現できるようになるべく早く行動していきたい。

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