2021. 03.08学生グループのアイデアが令和2年度パテントコンテスト優秀賞を受賞

アイキャッチ画像:学生グループのアイデアが令和2年度パテントコンテスト優秀賞を受賞

知的財産・ベンチャー支援室の松山紀里子准教授が担当した全学教育機構の共通教育科目「知っておくべき知的財産と研究倫理の基本」(前期・2単位)の授業の一環として学生グループが創出したアイデア(2件)が、「令和2年度パテントコンテスト」の優秀賞を受賞しました。

「ドアノブ回転装置」
  発明者:三澤光、青嶋里央夢、小山いづ留、遠藤隆稔、油井聖也(5名)
「消毒用アルコールキューブ」
  発明者:渡邉舞桜、丸山龍二、富田朱音、池野裕樹、荻原篤志(5名)

Doorknob.png Doorknob_Voice.png

Alcoholcube.png Alcoholcube_Voice.png
知っておくべき知的財産と研究倫理の基本」は、本学で創出される知的財産の管理活用を担う知的財産・ベンチャー支援室の室長を務める松山准教授が実務家教員として担当し、身の回りの知的財産や発明を探したり、日常生活における問題点や課題を解決するアイデア(発明)を創出するグループワークを行います。受講学生の大部分は1年生です。

令和2年度は、新型コロナウイルス感染拡大の影響により全14回すべてがオンライン授業となる中で、コロナ禍で感じている不満や問題から課題を見出し、学生5~6人ずつのグループに分かれてWeb会議システムやSNS等を駆使してソーシャルディスタンスを維持しながら、アイデアを出し合って発明を完成させました。

同講義からパテントコンテストに14件のアイデアを申請し、上記2グループが優秀賞を受賞しました。なお、パテントコンテストの応募総数は880件。優秀賞は30件です。
受賞アイデア2件については、弁理士の指導を受けて特許出願を作成し、2020年2月に特許出願を行いました。

令和2年度パテントデザインコンテストの審査結果

パテント/デザインコンテストの詳細について シラバス「知っておくべき知的財産と研究倫理の基本」
パテント・デザインコンテストの紹介、申請書類の作成方法、申請の手続等については、知的財産・ベンチャー支援室で支援を行っています。例年、6~9月が申請期間です。
発明や特許出願に興味があったり、面白そうだなと思ったら気軽にご連絡ください。
mail: chizai@shinshu-u.ac.jp
担当:松山紀里子