お知らせ
9月2日(火)開催 信州大学高等教育研究センター公開研究会「生成AI時代のレポート課題」のご案内(ハイフレックス(対面+オンライン))
2025.08.08 【 FD / センターからのお知らせ 】
下記のとおり公開研究会を開催します。関心のある方は、最下部の申し込みフォームよりお申込みください。
■日時:
2025年9月2日(火)15:00~16:30
■場所:
対面+オンライン形式(Zoom)のハイフレックス
信州大学 松本キャンパス 共通教育第1講義棟4F 46番講義室(対面の定員 50名)
(〒390-8621 長野県松本市旭3-1-1)
※オンラインで申し込まれた方には、参加用URLを前日までにご連絡いたします。
■テーマ:
AI時代のレポート課題
■司会・進行:
松宮 慎治(信州大学 高等教育研究センター 講師)
■講演者:
成瀬 尚志 先生(大阪成蹊大学 経営学部 准教授)
専門は哲学、高等教育。神戸大学大学院文化学研究科博士課程修了。博士(学術)。神戸大学大学院人文学研究科特命助教、長崎外国語大学外国語学部特任講師、京都光華女子大学短期大学部講師、長崎大学大学教育イノベーションセンター准教授を経て現職。主な業績は、『レポート課題の再発見:論題の設計と評価の原理』(ひつじ書房、2024)、『学生を思考にいざなうレポート課題』(編、ひつじ書房、2016)、『現場の大学論:大学改革を超えて未来を拓くために』(共著、ナカニシヤ出版、2022)、『信頼を考える:リヴァイアサンから人工知能まで』(共著、勁草書房、2018)、『環境リスクと合理的意思決定:市民参加の哲学』(共訳、昭和堂、2007)、『真理・言語・歴史』(共訳、春秋社、2010)、「クワインはなぜ物理主義を採用したのか」)『モラリア』19、2012)ほか多数。
■言語:
日本語
■概要:
「学生が生成AIを使ってレポート課題を作成しているようだ」「もはや、レポート課題そのものが課せないのではないか」「存在しない文献が引用されている」「とはいえ、本当に生成AIを使っているかどうかの判定はできない」「もはや大学の授業でレポート課題を課すのは難しい」「むしろ、生成AIを積極的に使うべきではないか」「しかし、そのようなことでまともな文章が書けるようになるのか」……。
近年、生成AIのめまぐるしい発達によって、これまで大学の授業で当たり前のように課してきたレポート課題をめぐっても、さまざまな悩みが聞こえるようになりました。このような、いわば「生成AI時代」にあって、授業―レポート課題―生成AIの関係は、どのようにとらえればよいでしょうか。この問いに答えるべく、『学生を思考にいざなうレポート課題』(ひつじ書房、2016)の編者であり、昨年、生成AIとの関係を加えた『レポート課題の再発見:論題の設計と評価の原理』(ひつじ書房、2024)を著された、成瀬尚志先生(大阪成蹊大学経営学部准教授)をお招きして、ヒントを探る機会としたいと思います。
■プログラム:
15:00~15:05 開会あいさつ 安田 弘法(信州大学 理事(教学グローバル担当))
15:05~16:05 講演「生成AI時代のレポート課題」(成瀬 尚志 先生)
16:05~16:25 質疑・応答
16:25~16:30 閉会あいさつ 加藤 善子(信州大学 高等教育研究センター 教授/副センター長)
■その他:
・参加費は無料です。(申し込み締切:8月31 日(日))
・ウェブ会議システムZoomを利用したハイフレックスで実施します。
・開催時刻までにインターネット環境、PC等端末(Webカメラなど)の準備をお願いいたします。
・参加申し込み登録者のお名前と違う場合、入室を許可されない場合があります。
・各自のPC機能等により録画された動画の公開は許可されておりませんのでご留意ください。
■問い合わせ先:
松宮 慎治(信州大学) matsumiya@shinshu-u.ac.jp
■申し込みフォーム:
https://forms.gle/NimgnQiQekYEbgvt6