遺伝子解析実験を体験

平成28年7月21日、22日、梓川中学校から2人の中学生が職場体験にやってきました。
文部科学省は職場体験とは、「生徒が事業所などの職場で働くことを通じて、職業や仕事の実際について体験したり、働く人々と接したりする学習活動」と定義しています。今回の体験学習のねらいは職場での体験や職場で働く人々とのふれあいを通して労働の喜びに気付かせる、社会に通用する職業人となるための疑似体験をする、ということだそうです。

21日、信州大学内の信州地域技術メディカル展開センター(信州大学と共同でメディカル関連の研究開発を行う企業向けのレンタル研究室)の帝人ナカシマメディカルラボの見学をしました。バイオメディカル研究所の羽二生久夫准教授らより研究室の説明を受け、細胞の培養の仕方や資料を見ながら細胞について学び、研究・実験用機器の見学をしました。

22日、バイオメディカル研究所の柴祐司准教授らの指導で、遺伝子工学の勉強、遺伝子解析実験を体験しました。また、心臓の再生治療について学び、最後に医学部附属病院の外来診察室、病棟、救命救急センター、ドクターヘリを見学しました。

今回の職場体験に参加してくれた丸山太優くんと榑沼直希くんは、先生たちの話を興味深そうに聞き、真剣に実験に取り組んでいました。この体験学習を通して少しでも研究者や医療従事者の思いを感じてもらい、新たな自分を発見する機会になればと思います。

後日、2人から今回の職場体験学習で学んだことや感謝の気持ちなどが綴られた手紙が届きました。

帝人ナカシマメディカルラボの見学

細胞について学ぶ

救命救急センターの見学

ドクターヘリの見学