大学院医学系研究科 保健学専攻 検査技術科学分野 修士2年の大椛涼帆さんと兒玉彩花さんが第11回日本アミロイドーシス学会学術集会で「最優秀演題賞」・「優秀演題賞」を受賞しました。
令和6年10月18日にまつもと市民芸術館にて開催された第11回日本アミロイドーシス学会学術集会において大学院修士課程2年の大椛涼帆さん (医学系研究科 保健学専攻 検査技術科学分野 病因・病態検査学、指導教員:矢﨑正英教授)が最優秀演題賞を、同じく修士課程2年の兒玉彩花さん(同 指導教員:樋口由美子講師)が優秀演題賞を受賞しました。
大椛さんの受賞演題は、「AHアミロイドーシス診断のための血清バイオマーカーの探索:診断用開発抗体を用いた2次元電気泳動およびwestern blotによるAHアミロイドーシス患者血清のパターン解析」です。AH(免疫グロブリン重鎖関連)アミロイドーシスの血清バイオマーカーの探索に関する研究であり、本学のバイオメディカル研究所・内科学第3教室との共同研究です。
兒玉さんの受賞演題は、「メイギムザ染色骨髄塗抹標本上に観察された淡紫色凝集体の程度によるALアミロイドーシス症例の臨床像比較」です。AL(免疫グロブリン軽鎖関連)アミロイドーシス患者における骨髄中の凝集体が本症を疑う重要な所見であり、その量的な差による臨床像の違いを詳細に評価した研究で、本学のバイオメディカル研究所と内科学第3教室、臨床検査部との共同研究です。
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(写真左:大椛さん、写真右:兒玉さん)