信州大学医学部保健学科・保健学科同窓会公開講演会のお知らせ

日時 6月26日(土)13時-15時
講師 熊谷晋一郎さん(小児科医・『リハビリの夜』著者)
講演タイトル:脳性まひのリハビリテーション ーまなざしからひろいあいへー
場所:信州大学医学部保健学科北校舎311教室 (松本市)
参加費:無料
手話通訳・要約筆記あります。

■内容
脳性まひ当事者として幼少時よりリハビリテーションを経験してきて、現在は小児 科医としても活動されている熊谷さんと、普段とちょっと違った視点からリハビリ についてあれこれ考えてみませんか。

■熊谷晋一郎さん プロフィール
1977年生まれ。新生児仮死の後遺症で、脳性マヒに。以後車いす生活となる。
小中高と普通学校で統合教育を経験。
大学在学中は地域での一人暮らしを経験。また全国障害学生支援センターのスタッフとして、他の障害をもった学生たちとともに、高等教育支援活動をする。
東京大学医学部卒業後、千葉西病院小児科、埼玉医科大学小児心臓科での勤務、東京大学大学院医学系研究科博士課程での研究生活を経て、現在、他の障害をもつ仲間との当事者研究をもくろんでる。
著書に『発達障害者当事者研究――ゆっくりていねいにつながりたい』綾屋紗月との共著)、『リハビリの夜』。

『リハビリの夜(シリーズケアをひらく)』(2009年、医学書院)内容紹介
痛いのは困る。気持ちいいのがいい。
現役の小児科医にして脳性まひ当事者である著者は、あるとき「健常な動き」を目指すリハビリを諦めた。そして、《他者》や《モノ》との身体接触をたよりに「官能的」にみずからの運動を立ち上げてきた。リハビリキャンプでの過酷で耽美な体験、初めて電動車いすに乗ったときのめくるめく感覚などを、全身全霊で語り尽くした驚愕の書。
http://www.igaku-shoin.co.jp/bookDetail.do?book=81246

■交通のご案内
最寄りのバス停:信州大学前または南浅間
松本駅からは、下記の二通りの行きかたがあります。

1)JR松本駅「お城口(東口)」を出て右前方「エスパ」地下1階、松本バスターミナルのりば1「信大横田循環線」または「浅間線」に乗車し約15分、バス停「信州大学前」で下車して(190円)、進行方向右斜め道路向かいに大学正門があります。

2)横田信大循環線"に乗車し約15分、「南浅間」で下車(240円)。進行逆方向に少し歩き路地を右折し女鳥羽川を渡ると右手に東門があります。そちらから入って左方向に進んでいくと保健学科があります。

大学内には駐車場はありませんのでご注意ください。

詳しくはこちらをご覧ください。
信大保健学科アクセス方法

■問合せ先:
信州大学医学部庶務係(0263-37-2353)
井口高志研究室(tiguchi@shinshu-u.ac.jp)