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【臨床試験】 JCOG2403:病期IIB/IICと顕微鏡的リンパ節転移を有する病期IIIのBRAF V600変異を有する悪性黒色腫に対する術後補助療法としてのBRAF/MEK阻害薬と抗PD-1抗体を比較するランダム化第III相試験 |
2025年10月10日
当科は、日本臨床研究グループ(JCOG)皮膚腫瘍グループの参加施設です。
患者さんご自身に、あるいは将来の患者さんに、よりよい治療を提供することを目指し、
新しい薬や、新しい治療法、診断法を開発しています。
このたび、下記の試験を開始しました。
「JCOG2403:病期IIB/IICと顕微鏡的リンパ節転移を有する病期IIIのBRAF V600変異を有する悪性黒色腫に対する術後補助療法としてのBRAF/MEK阻害薬と抗PD-1抗体を比較するランダム化第III相試験」
この臨床試験は、手術後にIIB期からIII期と診断された悪性黒色腫の患者さんで、BRAF遺伝子変異を有する方を対象に行われます。
術後補助療法として、抗PD-1抗体療法(ペムブロリズマブまたはニボルマブ療法)、あるいはダブラフェニブ+トラメチニブ療法いずれかを無作為に割り付けて、それぞれの効果や副作用の違いを確かめます。
検査や治療の費用は保険診療で賄われます。
主任研究施設:国立がん研究センター中央病院 皮膚腫瘍科
研究代表者:並川 健二郎
研究期間:2025年10月7日 〜 2035年2月28日
当院の倫理委員会承認番号:2025-330
当科の研究責任者:木庭 幸子
お問い合わせ先:信州大学医学部皮膚科医局(0263-37-2647)