研究内容

信州大学医学部皮膚科では下記のようなテーマを中心に研究を行っています。現在、3名の大学院生(うち1名は国内留学中)がそれぞれのプロジェクトに取り組んでおり、週1回の研究ミーティングの場を持っています。2018年度からインドネシアからの留学生も1名加わりました。研究成果は、日本研究皮膚科学会や日本癌学会、日本免疫学会などにおいて発表するとともに、学術誌に掲載されています。

画像検査

これまでダーモスコピーや高周波エコーを用いた皮膚腫瘍の画像診断の分野で世界をリードする研究を展開してきました。現在は新たな診断機器の開発やAIを用いた診断ツールの開発を行っています。

  • ダーモスコピーによる色素性病変診断アルゴリズムの確立
  • 色素性病変の新たな診断機器の開発
  • 皮膚腫瘍の画像解析

腫瘍のゲノム解析

これまでメラノーマの増殖に関わる遺伝子の変異について解析を行ってきました。現在、当科のデジタルPCRや共同研究施設の次世代シーケンサーを活用し、幅広く皮膚腫瘍の診断や治療ターゲットの開発に挑んでいます。

  • 黒色腫の遺伝子解析
  • 黒色腫の循環腫瘍細胞の同定と解析
  • 黒色腫の循環DNAの解析と病勢評価
  • 爪の色素性病変におけるメラニン定量解析

炎症性皮膚疾患における免疫学的研究

皮膚の代表的な炎症性疾患である乾癬やアトピー性皮膚炎などにおける、表皮ケラチノサイトと免疫の複雑なネットワークを研究しています。これまでにアトピー性皮膚炎のかゆみのメカニズムの一端を明らかにしました。研究成果をこれらの難治性疾患の治療に役立てることを目指しています。

  • 乾癬表皮におけるE-FABP発現解析
  • 乾癬やアトピー性皮膚炎の病態に関わるシグナルの解明
  • アトピー性皮膚炎のAhRシグナルを介したTh2免疫応答とかゆみのメカニズムの解明

主な論文や著書など

研究業績・論文

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