【臨床研究(メラノーマ)】CR患者における抗PD-1抗体治療中止後の効果持続についての後方視的研究

2020年07月08日

JCOG皮膚腫瘍グループでは、以下の後ろ向き共同研究を開始いたします。当科もJCOG皮膚腫瘍グループの参加施設として、本研究に参加いたします。

信州大学医学部附属病院 皮膚科に

通院中または過去に通院・入院された患者様またはご家族の方へ

当科における臨床研究にご協力をお願いいたします。 

 

 2020年7月2日

 

「CR患者における抗PD-1抗体治療中止後の効果持続についての後方視的研究」に関する臨床研究を実施しています。

 信州大学医学部医倫理委員会の審査による医学部長の承認を得て実施しています。この研究は、「人を対象とする医学系研究に関する倫理指針」の規定により、研究内容の情報を公開することが必要とされています。

倫理審査承認番号

4787

研究課題名

CR患者における抗PD-1抗体治療中止後の効果持続についての後方視的研究

所属(診療科等)

皮膚科

研究責任者(職名)

木庭 幸子 (准教授)

研究実施期間

倫理委員会承認日~2021年12月31日

研究の意義、目的

PD-1抗体治療を症状が悪化以外の理由で治療を中断した場合の、治療効果の持続期間を明らかにすることを目的とした研究で、メラノーマの治療方針決定に貢献すると考えられます。

対象となる患者さん

2014年9月1日から2019年7月31日の期間に、悪性黒色腫に対して、PD-1抗体薬(ニボルマブ、またはキイトルーダ)による治療を受けられた方

利用する診療記録/検体

診断名、年齢、性別、身体所見、検査結果、治療経過など

他機関への試料・情報の提供方法

電子的配信により提供します

研究方法

過去の診療記録より上記の内容を収集し、治療中断後における治療効果の持続期間について検討します。

共同研究機関名

旭川医科大学 皮膚科、  北海道大学 形成外科、  筑波大学 皮膚科、 埼玉医科大学 皮膚科、  埼玉医大国際医療センター 皮膚腫瘍科、 埼玉県立がんセンター 皮膚科、  東京大学 皮膚科、  国立がん研究センター 皮膚腫瘍科、  慶應義塾大学   皮膚科、 がん・感染症センター都立駒込病院 皮膚腫瘍科、新潟県立がんセンター新潟病院 皮膚科、  富山県立中央病院 皮膚科、  静岡がんセンター 皮膚科、  名古屋大学 皮膚科、  大阪国際がんセンター 腫瘍皮膚科、 京都大学 皮膚科、  九州大学 皮膚科、  国立病院機構九州がんセンター 皮膚腫瘍科、福岡大学 皮膚科  、熊本大学 皮膚科  、鹿児島医療センター 皮膚腫瘍科

研究代表者

主任施設の名称:札幌医科大学

研究責任者:加藤潤史

問い合わせ先

氏名(所属・職名): 木庭 幸子 (信州大学皮膚科・准教授)

電話:0263-37-2647

【診療記録、検査結果】を研究、調査、集計しますので、【新たな診察や検査、検体の採取】の必要はありません。

利用する情報からは、患者様を直接特定できる個人情報を削除し、主任施設である札幌医科大学に提供します。

研究成果は今後の医学の発展に役立つように学会や学術雑誌などで発表しますが、その際も患者様を特定できる個人情報は利用しません。

この研究にご自分の診療記録等を利用することをご了解いただけない場合、またご不明な点については、上記問い合わせ先までご連絡くださいますようお願いいたします。

研究不参加を申し出られた場合でも、なんら不利益を受けることはありません。ただし、同意取り消しの申し出をいただいたとき、すでに研究成果が論文などで公表されていた場合や、試料や情報が匿名化されて個人が全く特定できない場合などには、結果を廃棄できないこともあり、引き続き使わせていただくことがあります。

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