教員紹介
きのこ類の多様な遺伝資源を活用した基礎・応用研究
日本には少なくとも5000種以上のきのこ類が存在すると言われています。しかしながら、記載以外の研究が行われたきのこ類の数はまだ一部に限られており、よく知られた名前のきのこ類であっても、その分類学的実態や生態が既存の文献に書かれている通りとは限りません。当研究室では、各個人の研究対象のきのこ類を自らの手で野外で探し出し、培養株を確立することを第一としています。そして、その培養株が持つ多様な形質を評価するとともに、まだ世には知られていない特性を探索し、確立したきのこ類の遺伝資源を幅広く利活用することを目指した研究を行なっています。