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教員紹介

入枝 泰樹

植物資源科学コース

微生物植物相互作用学研究室

入枝 泰樹准教授

カビと植物が織りなす共進化 両者の巧みな感染・防御戦略に迫る

植物病害を引き起こす原因の70〜80%は糸状菌(カビ)です。糸状菌病を防除するためには、病原糸状菌と植物の相互作用を深く理解する必要があります。本研究室では、多種多様な農作物に甚大な被害をもたらす炭疽病菌(Colletotrichum属菌)と、その宿主・非宿主植物を対象に、両者の共進化の結果である感染・防御戦略を研究しています。病原糸状菌はどうやって植物への感染を成立させるのか。そして、植物はどのように糸状菌の攻撃を防ぐのか。これらの課題を分子レベルで解明することを目指しています。