JSTさくらサイエンスプログラムによりモンゴル国立大学一行が来訪しました
2023年11月7日、JSTさくらサイエンスプログラムによりモンゴル国立大学の教職員、学生9名が農学部を訪問しました。 さくらサイエンスプログラムは、新たな時代の社会を担う世界の優れた人材を日本に招へいし、日本の最先端の科学技術や文化に触れるプログラムです。農学部では、人と環境の共生に理解がある優れた森林技術者の育成を目的として、11月6日~12日までの7日間の日程で実施しました。
7日、モンゴル国立大学一行は米倉農学部長と懇談し、モンゴルの森林の状況や本プログラムプログラムに期待することなど、多岐にわたり意見交換を行いました。その後、本学大学院の授業に参加し、モンゴルと日本の森林について双方がプレゼン発表を行い、活発なディスカッションが行われました。8日以降は、本学の演習林をはじめ、長野県内各地の里山管理現場、木材加工施設、中山間地の森林活用の現場を視察し、地域産業と研究の繋がりや森林管理技術の最適な形での社会実装のあり方について理解を深めました。
モンゴル国立大学とは継続的な共同研究を行っているところですが、本プログラムが、教育における交流にも大きな一歩となることを期待しています。