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農学部版COIL型授業(国際共修オンライン学習)食品プログラムを開講しました

発表会の様子
発表会の様子
記念撮影
記念撮影

コロナ禍で留学が難しい中、海外渡航に代わる新たな国際交流の取組みとして、農学部では本年度、食品、生物生産、環境の三つのCOILプログラムを開講しました。COIL(Collaborative Online international Learning)とはオンラインで海外の学生と交流学習をおこなう教育手法です。

8月6日~27日にかけて、食品プログラムが集中講義形式で実施されました。本プログラムはアジア圏の食文化をテーマに、異文化における食の伝統やトレンドの共通点・相違点について、海外協定校メーファーラン大学(タイ)の学生と学びました。日本・韓国・フィリピン・タイ・ヨルダンの講師を迎えて、各国の食文化について学ぶとともに、グループ学習ではグループごとに一つの食材にフォーカスし、その食材を使ったアジアの色々な国の料理を紹介しました。

受講生はslackやZoomでコミュニケーションを取りながら、Googleドライブで資料を共有し、発表スライドを完成させました。最終日のオンライン発表会では、当初英語に不安のあった学生も堂々と発表することができました。発表会中はZoomのチャット機能で、感想や質問を気軽に書き込み、海外の学生や先生と自由に意見交換できたことはオンラインの大きなメリットでした。

COIL型の国際教育プログラムについて、受講生からは非常に前向きな感想が多く寄せられました。

「異なるバックグラウンドを持つメンバー同士での意見交換にかなり刺激を受けてとても良い経験になった(生命機能科学コース3年生)」

「偶然集まったグループのメンバーと、このパンデミックの中でも国境や言葉、文化を越えて心から繋がることができたのは一生ものの思い出になると思います(動物資源生命科学コース3年生)」

「今回の授業でついた自信を元に、いつかグループメンバーの母国に旅行するためにも英語をやりたい、話せるようになりたいと強く思うようになりました。(動物資源生命科学コース3年生)」

10月から、生物生産プログラムはスラナリ工科大学(タイ)と環境プログラムはロッテンブルク林業大学(ドイツ)と共同で開講され、本学部対象学年の受講率は33%と高い値となっています。

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