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ザ・ロンゲスト・デイズのご報告<松本キャンパスISO14001更新審査が終了>

2013年09月24日(火) [活動報告]

熱い陽射しのインド日和が続く8月末の 28日(水)~
30日(金)に、2度目のISO更新審査が実施されました。
これまでと違い今回は、審査日数も増え、審査員も増
え 4名で、「たっぷり審査するぞ、覚悟せよ!」とば
かりの意気込みで乗り込んできました。特に今回は、
松本キャンパスのエネルギー消費の 8割ほどを占める
医学部と医学部附属病院にサイト拡大しての初めての
更新審査であり、文字通り、松本キャンパスの EMS運
用の生命線を左右する可能性もあり、気の弱い環境管
理責任者としては、更新「不可」などという事態にな
れば責任問題ともなるわけで、すでに丸めてあるスキ
ンヘッドを下げるだけでは収まらないだろうと、緊張
感でいっぱいでした。
  先に結果をご報告させていただくと、「向上:更新
を推薦する」という嬉しいものでした。これはひとえ
に、環境負荷の低減に関してはほとんど「限界状態」
でありながらも、ご努力いただいた各ユニットの皆様
と、疲労困憊意識朦朧(?)の状況のなかにあっても
適確敏速に書類対応していただいたISO事務局の 有能
なスタッフの功績です。特に、前回のサーべイランス
での指摘(全学の環境方針とユニットとの基本理念と
の整合性、など)に、きちんと対応していただいた医
学部と附属病院の関係者には感謝いたします。審査員
も、審査時とは打って変わって(?)モデルケースと
して、ベタ褒めでした。また、各ユニットでの「有益
な環境側面」の抽出努力のおかげで数値的にも倍増と
いうことで大いに評価されました。今後は、環境方針
に掲げられている①環境研究・教育の推進、②環境マ
インドをもつ人材の育成、③環境負荷の低減、の中で
も、①②の重点的展開こそが大学ならではの貢献の領
域であることを再確認いたしました。今後も EMS運用
への一層のご協力をお願い申し上げます。
        (松本キャンパス環境管理責任者 船津和幸)