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教育学部ISO14001サーベイランス審査を終えて

2012年11月27日(火) [活動報告]

2回の更新審査を経て7年目に入った教育学部の EMS
に、11月5~7日の 3日間、サーベイランス審査が入り
ました。JACOの圷(アクツ)審査員は、西長野キャンパ
スだけでなく、松本附属学校園も調査され、環境保全、
順法、環境研究・教育などの活動を多面的にチェック
されました。審査結果は「向上:認証の維持を推薦す
る」でした。
今年度から1年次生対象の学部専門必修科目として、
環境内部監査員養成講習を組み入れた授業「環境教育」
が始まりました。学部の環境方針にも示されている「
環境マインドを持った人材の育成」というプラスの環
境側面に関わるこうした活動が高く評価されたのです。
とはいえ、「向上」という今回の評価は「おまけ」だ
ったような気もしています。というのは、現在の環境
方針や環境管理マニュアルは活動開始期と同じように
細かい規定を含んでいるのですが、7年目の 活動実態
はその規定とずれてきているからです。細かな規定に
縛られなくても、環境目標をちゃんと達成できるとこ
ろまで教育学部EMSは進化してきているので、 取組み
自体に問題があるわけではありません。方針や管理マ
ニュアルの方を実態に合せて、型にはまったものでは
なくて誰もが気楽に動かせるEMSにすることが 一つの
課題だと思いました。
今後も教職員や学生からの全面的協力を受けながら、
教育学部のEMS が一層の進化をとげることを期待して
います。
(西長野キャンパス実行統括責任者 熊谷 陽一)