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工学部2年次サーベイランス審査を終えて

2012年05月10日(木) [活動報告]



  4月26日(木)、27日(金)の2日間、長野(工学)キャンパスにおいて ISO14001の2年次サーベイランス審査が行われ、みなさまのご協力により無事審査が終了いたしました。関係の教職員、学生の皆様、本当にありがとうございました。
  株式会社日本環境認証機構(JACO)からは、前年度のサーベイランス審査と同じ鈴木審査員をお迎えし、審査が行われました。審査結果については、不適合の事実はなく、改善の余地の指摘 2件、パフォーマンス評価(良い評価)は5件あり、審査結果は「向上」をいただきました。
  今回は2年次審査ということで1日目は主に書類審査、2日目は現場審査が行われました。なかでも“過去1年間の EMS運用状況の説明”の際には工学部におけるパフォーマンスの継続的改善について、 ISO学生委員会の審査では 1年間の活動状況について、それぞれ説明を行い、高い評価をいただきました。
  また、改善の余地の指摘については、 1点目として、一般排水のpH値が規制値をわずかに外れることがあり、原因の解明を求められました。また、2点目としては、内部監査結果報告書に内部監査で気付いた「良い環境側面」が記載されていますが、それが見出された部署名も記載すると他部署の参考にもなり、管理向上が期待できるとのご指摘でした。
  今後は、地域との連携をすすめるとともに、工学部における環境保全活動をPRしていきたいと思います。今後とも、皆さまからのご協力を賜りますようお願い申し上げます。  (工学部環境管理責任者 佐藤敏郎)