2017. 11.07【開催報告】平成29年度 JST・OPERA「埋込型・装着型デバイス共創コンソーシアム」のキックオフ ミーティング

アイキャッチ画像:【開催報告】平成29年度 JST・OPERA「埋込型・装着型デバイス共創コンソーシアム」のキックオフ ミーティング

平成29年度 JST・OPERA「埋込型・装着型デバイス共創コンソーシアム」のキックオフミーティングを開催

 平成29年10月23日(月)、信州大学医学部附属病院会議室において、科学技術振興機構(JST)の産学共創プラットフォーム共同研究推進プログラム(OPERA)に採択された「埋込型・装着型デバイス共創コンソーシアム」のキックオフミーティングを開催しました。キックオフミーティングには、信州大学から濱田州博学長、中村宗一郎理事(研究、産学官・社会連携担当)、田中榮司医学部長を始め、齋藤直人領域統括、研究開発課題の参画研究者等、学術研究・産学官連携推進機構の本プログラム関係者等と、参画機関4大学及び企業11社の総勢43名が参加しました。
 本プロジェクトの実施にあたり、濱田学長より、「このプロジェクトは、企業と共同で研究開発をしながら、研究開発データ等をプロジェクト内で共有する点が特長である。学生が共同研究へ参画し、生体適合システム学という学問体系をつくり上げることを大学としては一つの大きな目的と捉えている。プロジェクトの成功に向けて、企業と大学の高密な連携により、一丸となって進んでいくことに大いに期待している。」とのご挨拶をいただきました。
 続いて、中村理事より、「本格的な産学官連携に向けた取組みの一つとして、本プログラムの採択を受けたことに期待している。今後、如何にこのような仕組みを学内に定着させていくか、研究、産学官・社会連携担当理事として共に試行したい。」とのコメントをいただきました。また、田中医学部長より、「医学部からも多くの教員が参加しており、全面的に協力していきたい。」とのコメントをいただきました。
 キックオフミーティングでは、齋藤直人領域統括のもと、「生理学的データ統合システム」の構築に向けたデータ集積に関する意見交換や、各研究開発課題の研究についてディスカッションが行われるなど、オープンイノベーションを加速する共同研究の本格始動に向けて、出席者と研究領域の技術・システム革新シナリオの構想及び組織対組織の連携体制について確認しました。


信州大学を含めた5大学・企業11社から43名が出席

信州大学を含めた5大学・企業11社から43名が出席


齋藤直人領域統括(信州大学バイオメディカル研究所・所長)

齋藤直人領域統括(信州大学バイオメディカル研究所・所長)


コンソーシアム参画機関との意見交換の様子

コンソーシアム参画機関との意見交換の様子


*共創コンソーシアム
埋込型・装着型デバイス共創コンソーシアム
*幹事機関
国立大学法人信州大学
*領域統括
齋藤直人 信州大学 先鋭領域融合研究群バイオメディカル研究所・所長、学長補佐、教授
*参画機関
大学等:国立大学法人東北大学、学校法人東京女子医科大学、学校法人金沢医科大学、学校法人東京理科大学 諏訪東京理科大学
民間企業等:アクテイブ株式会社、株式会社イナリサーチ、株式会社コガネイ、株式会社寿通商、株式会社サンメディカル技術研究所、帝人フロンティア株式会社、株式会社デサント、長野計器株式会社、野村メディカルデバイス株式会社、バイオトロニックジャパン株式会社、メドエルジャパン株式会社

科学技術振興機構・産学共創プラットフォーム共同研究推進プログラム HP リンク