新規人工関節開発について説明するバイオメディカル研究所齋藤直人所長

このことについて、下記のとおり記者会見が行われました。

●日時:平成27年4月8日(水)14:00から
●場所:信州大学松本キャンパス旭総合研究棟9階C・D
●会見内容:
信州大学先鋭領域融合研究群バイオメディカル研究所長の齋藤直人教授を研究代表者として、信州大学・帝人ナカシマメディカル株式会社(旧ナカシマメディカル株式会社)・岡山大学・福岡大学・日本薬科大学で共同研究する上記課題が、日本医療研究開発機構(AMED、いわゆる日本版NIH)の医療機器開発推進研究事業に採択されました。この研究事業は平成27年4月1日から3年間で、総額1億8,720万円(年6,240万円)の経費で実施される予定です。
信州大学と帝人ナカシマメディカル株式会社を中心とする研究チームは、平成19年度から本研究を開始し、カーボンナノチューブを複合することによりポリエチレンソケットを高性能化し、更にその安全性評価研究を進めてきました。本事業はこの新規ポリエチレンソケットを用いた人工関節の実用化研究です。
本研究により人工関節の長寿命化を実現し、超高齢化社会で急増し続ける関節疾患患者が、より安心して人工関節置換手術を受けることができるようになることを目指します。
●出席者:
信州大学先鋭領域融合研究群バイオメディカル研究所長 齋藤直人
信州大学副学長・研究担当理事 武田三男
信州大学副学長・先鋭領域融合研究群長 濱田州博

会見の様子(左から)信州大学 副学長・先鋭領域融合研究群濱田州博群長、先鋭領域融合研究群バイオメディカル研究所齋藤直人所長、副学長・研究担当武田三男理事

新規開発人工関節のイメージ