遺伝子医療研究センター

遺伝子医療研究センター

遺伝子医療研究センターとは

信州大学医学部附属病院遺伝子医療研究センター(旧 信州大学医学部附属病院遺伝子診療部)は、全国に先駆けて設立された診療科横断的な遺伝子医療部門です。信州大学医学部遺伝医学教室と連携し、丁寧な遺伝カウンセリングと最先端の遺伝学的解析を駆使し、遺伝性・先天性疾患を持つ人たち、ご家族の包括的支援を行っています。

遺伝子医療研究センターのミッション

遺伝性・先天性疾患を持つ人たち、およびそのご家族の立場に立ち、寄り添い、行動すること。疾患や障がいがあっても、生き生きと暮らせる社会作りに貢献すること。病院診療においては、次のような役割を担っています。

  1. 遺伝カウンセリングを行うことによる貢献 (遺伝性・先天性疾患の診断告知、出生前診断、発症前診断)
  2. 正確な診断、適切な遺伝学的検査を通じた貢献
  3. 遺伝性・先天性疾患を持つ人たちの健康管理ステーションとしての貢献

遺伝子医療研究センターの歩み

1995年
福嶋義光前教授(現信州大学医学部特任教授・名誉教授)が信州大学衛生学教授として赴任
1996年
院内措置として遺伝子診療部としての診療を開始
2000年
遺伝子診療部が特殊診療科として文部省(当時)より認可(部長 福嶋義光教授)
2003年
大学院医学系研究科修士課程医科学専攻に遺伝カウンセラーコースを開設
2009年
マイクロアレイ染色体解析システムを導入
2013年
次世代シークエンサーを用いた解析研究を開始
2016年
遺伝子診療部開設20周年記念式典を開催
遺伝子診療部を遺伝子医療研究センターに発展的に改組(センター長 福嶋義光教授)
2018年
古庄知己教授が遺伝医学教室教授および遺伝子医療研究センター長に就任