姿勢制御系とは?
無重力状態の宇宙空間では衛星は放っておけば、どの面が地球を向くかはわかりません。この状態ではミッションの遂行や地上との通信に支障をきたすため、自分が今どの方向を向いているかセンサを使って知り、自分が向きたい方向にアクチュエータを使って向けるのが役割です。
衛星の制御モードについて
モード遷移図
モード遷移図

各モードと機器対応表
各モードと機器対応表
各モードにおけるセンサ・アクチュエータの使い方
衛星全体で使用出来る電力は限られています。そのため、定常時は比較的電力を使わない振動ジャイロや磁気トルカを使い大まかな制御を行い、ミッション時には電力は多く使いますが精度の高い制御ができる光ファイバジャイロやリアクションホイールを使って姿勢制御します。
センサの使い方
センサの使い方