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天谷健一(教授)

天谷健一(教授)
信州大学学術研究院教育学系 理科教育グループ 教授
専門分野:磁性、超伝導、低温
研究テーマ:
  • スピン三重項超伝導体の磁気特性
  • 重い電子系化合物の磁気特性および超伝導特性

研究室概要 天谷研究室

新奇な超伝導の研究

測定機器

測定機器

ある温度(超伝導転移温度といいます)以下で、電気抵抗がゼロになる現象を超伝導現象といいます。
通常超伝導状態になると、物質中で、上向きスピンをもつ電子と下向きスピンをもつ電子がペア(クーバーペアといいます)になることが知られています。近年、上向きスピン同士、下向きスピン同士でもクーパーペアをつくり、超伝導状態になることが明らかになってきました。
当研究室では、この新奇な超伝導の実験的な研究を行っています。

磁性体の研究

電磁石

電磁石

鉄は磁石に引きつけられますが、このような性質をもつ物質のことを強磁性体といいます。
強磁性体では、物質中の電子のスピンが平行にそろうことがわかっています。このように、磁気的な性質を持つ物質全体を磁性体といいますが、強磁性体のほかにもスピンの整列の違いによって、フェリ磁性、反強磁性などの磁性体が存在します。
当研究室では、このような磁性体について、実験的な研究を行っています。