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信州大学国際科学イノベーションセンター開所式 中村修二教授の記念講演会のパブリック・ビューイング

 信州大学国際科学イノベーションセンターの開所式が6月2日、長野(工学)キャンパスで開かれますが、その際、2014年ノーベル物理学賞受賞者であるカリフォルニア大学サンタバーバラ校の中村修二教授が、記念講演を行います。

 同センターは、文部科学省の「地域資源等を活用した産学連携による国際科学イノベーション拠点整備事業」(平成24 年度)に採択され、国の支援を受けて設置されたもので、革新的な造水・水循環システムの構築を目指し、信州大学などが取り組む「アクア・イノベーション拠点(COI)」の中核的な施設となります。

 中村教授は2002年度に客員教授を務めるなど本学にゆかりがあり、山沢清人学長が依頼し、快諾を得ました。記念講演会には会場の都合で招待客しか入ることができませんが、学生や一般市民が中村教授の講演を視聴する機会をつくるため、長野(工学)キャンパスをはじめとする信州大学の全キャンパスで、計1000人規模のパブリック・ビューイングを行うことにしました。

 各会場と定員などは以下の通りです。

■日時:2015年6月2日(火)14:00-15:30(13:00開場)

■講演者・演題 :
カリフォルニア大学サンタバーバラ校 (2014年ノーベル物理学賞受賞者) 中村修二教授
「高輝度青色発光ダイオードの開発とその後」

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中村修二教授のプロフィール
【略歴】1954年、愛媛県の生まれ。79年、徳島大学大学院工学研究科修士課程修了、日亜化学工業に入社。88年、米フロリダ大学に1年間留学。93、95年、三族窒化物材料を用いた初めての青と緑色の高輝度発光ダイオードを開発。94年、徳島大学において博士(工学)の学位を取得。2000年、カリフォルニア大学・サンタバーバラ校教授。02年、信州大学客員教授。07年、世界初となる無極性青紫半導体レーザーの開発を発表。14年、文化勲章、文化功労者。ノーベル物理学賞。

■信州大学各キャンパスのパブリック・ビューイング会場

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※注意 : 入場無料、先着順の受付けです。
(尚、駐車場はございませんので、公共交通機関をご利用ください)

※注意: 定員を超えた場合は会場に入ることができません。また、パブリック・ビューイング専用の機材を使用できないため、視聴しにくいケースや中継自体が停止するケースもあり得ます。その際には何卒ご容赦ください。

※お問い合わせ:信州大学アクア・イノベーション拠点 電話026(269)5763