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信州大学国際科学イノベーションセンターが竣工 2015年3月31日

アクア・イノベーション拠点の中核施設となる「信州大学国際科学イノベーションセンター」が2015年3月31日、竣工しました。今後、機器の搬入・設置や研究者の引っ越しなどが行われ、6月2日に開所式が予定されています。それ以後、2階展示フロアが一般公開されます。

センターは、文部科学省が公募した「地域資源等を活用した産学連携による国際科学イノベーション拠点整備事業」(平成24 年度)に採択され、国の支援を受けて設置されました。

同事業は、産学官が一つ屋根の下に集い、10年後を見通した革新的な研究開発課題を特定し、異分野融合体制で取り組む「場」、すなわち「国際科学イノベーション拠点」を整備することを目的としています。同事業は、各地域の資源等を柔軟に活用しつつ、新たな産業や雇用を創出するため、革新的なイノベーションを創出するプラットフォームをわが国に整備する取り組みとも意義付けられています。

センターは、鉄骨造りで、地上7階、地下1階建て。東、西、南の壁面と屋上に太陽光発電のパネルが設置され、燃料電池や地下水熱を利用した融雪設備など、最先端の環境配慮技術が使われています。用途としては、アクア・イノベーション拠点の中核施設となるほか、プロジェクトの成果を紹介する展示コーナー、ワークショップスタジオとセミナースペース、共同利用が可能な測定・分析評価設備と数値解析設備などが設置されます。

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南の壁面に設置された太陽光発電のパネル