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工学部の曽根原誠助教が日本磁気学会 学術奨励賞(内山賞)を受賞

09年09月18日

(社)日本磁気学会・高橋会長より学術奨励賞を受ける曽根原助教

(社)日本磁気学会・高橋会長より学術奨励賞を受ける曽根原助教

工学部電気電子工学科の曽根原誠助教が、(社)日本磁気学会から学術奨励賞(内山賞)を受賞しました。学術奨励賞は名古屋大学名誉教授の内山晋先生の寄付により運営され、35歳以下の若手研究者を対象とするものです。2008年9月に開催された学術講演会(東北学院大学)における「電磁波遮蔽効果を有するナノファイバー布帛の作製と特性評価」の講演と同名の原著論文(Journal of the Magnetics Society of Japan, Vol.33, No.3, pp.293-297, 2009)に対する厳正な審査の結果、学術奨励賞を受賞することとなりました。この研究は、繊維学部の先端ナノファイバー技術と工学部の先端磁気工学技術の融合により生まれたもので、今後の進展が期待されます。
また、曽根原助教は工学部スピンデバイステクノロジーセンターのメンバーであり、センターにとって昨年の三浦義正教授の学会賞受賞、水田創さんの学術奨励賞受賞に続く2年連続の受賞となり、大変名誉なことです。
なお、授賞式は、9月13日に長崎大学文教キャンパスで開催された第33回日本磁気学会学術講演会表彰式において行なわれました。