平成29年度ものづくり・ことづくり演習II@チュラロンコン大学、タイ

活動報告

7月16日~7月21日の日程で、タイにあるチュラロンコン大学で、リーディングプログラム2年次の必修科目である『ものづくり・ことづくり演習II』として、CU-Shinshu Material Technology and Cultural Workshop(合同合宿)を行いました。チュラロンコン大学での開催は今回で3年目となり、双方の学生が学術的、文化的交流を深めました。 ワークショップでは、学生個人による研究発表および質疑応答のほかに、文化交流にもウエイトが置かれました。今年度当プログラムから参加した学生は、出身が6カ国(インドネシア、パキスタン、タイ、ドイツ、中国、日本)に渡るため、舞踊、劇、歌曲、食文化、武道など、自国の文化についての紹介も行いました。チュラロンコン大学の学生による、タイの伝統的な舞踊や歌の発表もあり、内容の濃い文化交流となりました。加えて、タイの遺跡を双方の学生が一緒に回り、さらに交流を深めることができました。 研究発表での、本プログラムの学生が積極的に質問する姿には、自身の研究分野を越えて理解し、学ぼうとする姿勢が生まれていたように感じます。自分たちがホストとなった全国学生会議を経て、確実に学生たちの意識が変わったことが分かるワークショップとなりました。チュラロンコン大学学生たちの素晴らしいホスピタリティーからも、学生たちは多くを学んだようです。

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最終日には、日系企業のグローバルオペレーションを学ぶため、バンコク市内にある繊維総合商社モリリンの現地法人であるモリリンタイランド㈱を訪問し、アセアンでの重要な役割、ビジネススキーム、取り扱い製品などについて、案内していただきました。バンコクという土地の利点や、グローバルオペレーションで苦労されている点、またアセアンでのハブとしての役割について、学ぶ有意義な機会となりました。

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