Cruz-Silva特任教授がScience誌にPerspectiveを掲載
2021.05.10
本研究所Rodolfo Cruz-Silva特別特任教授、ビンガムトン大学Ana Laura Elias助教のパースペクティブ(見解)が5月7日公開のScience誌に掲載されました。
酸化グラフェン(GO)繊維の製造方法、将来実現可能な応用やそこにいたるまでの課題などについて見解を述べています。
本研究所でもGOに係る研究者は多く、薄膜や触媒、蓄電池などの応用研究を行っています。また、酸化グラフェンをもとにした高導電性繊維への応用について特許(グラフェンとカーボンナノチューブからなる複合フィルムの製造方法 ) も取得しています。
Cruz-Silva博士は2010年から信州大学所属。
Elias博士は信州大学カーボン科学研究所で博士研究員としてキャリアをスタート。現在はビンガムトン大学(米)所属。
Science Vol.372, Issue 6542 DOI: 10.1126/science.abh2283