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蔵書紹介

永田恭介・山﨑光悦編著『教学マネジメントと内部質保証の実質化』(東信堂、2021年)

2023.07.11

――第4期中期目標・中期計画の考え方と全体像を理解するための参考書――

 内部質保証(とその成果・根拠の提示)が中心となる第4期中期目標・中期計画を間違いなく遂行していくためのガイドブックです。内部質保証の基本的考え方が提示され(第1部)、プログラム評価の方法と課題、注意すべきこと(第2部)、学習成果の測定方法とその評価(第3部)、内部質保証に関する諸外国の事例(第4部)で、それぞれ現状と課題、取組みが紹介されています。中期目標・中期計画に関わる方には、一読をおすすめします。大学基準協会監修。


関連図書:

中井俊樹・上西浩司編『大学のIR Q&A』(玉川大学出版部、2013年)

中井俊樹・鳥居朋子・藤井都百編『大学の教務 Q&A』(玉川大学出版部、2012年)

清水栄子・中井俊樹編『大学の学習支援 Q&A』(玉川大学出版部、2022年)

 一問一答形式で、業務の内容が非常にわかりやすく理解できます。

早田幸政・工藤潤編著『内部質保証システムと認証評価の新段階』(エイデル研究所、2017年)

 第3期中期目標・中期計画のためにまとめられたガイドブックですが、改めて読むと、何が達成できたのかと同時に、何がなぜうまくいかなかったのか、何が課題として残っているかが良く分かります。第4期に向けて、ここからスタートするのも良いかもしれません。