心理学分野
- HOME
- 心理学分野
心理学分野について
科学的心理学としての問題発見とその解決方法に習熟し、学問分野独自の思考法、研究技法、データ収集・解析法などに加えて、他分野の技法や知見をも身につけることにより、未知の問題に対して柔軟かつ多面的な視点から対応し解決していく、地域リーダーとなる人材の養成を目的としています。さらに、臨床心理学コースでは、こういった能力を心理支援に活かせる臨床心理学の高度専門職業人を養成します。
心理学分野には1領域、1コースがあります。
-
- 発達科学・認知科学・人間科学領域:心理学が関わる学際的な研究を中心とした領域。
- 臨床心理学コース:臨床心理士、公認心理師の資格取得を目指すコース。
※実験心理学領域及び社会心理学領域(松本キャンパス)については2024(令和6)年度に廃止し、人文学部心理学・社会心理学コースの発展的な研究領域として人間文化学分野に領域を新設しました。
- 心理学分野 学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)
- 心理学分野 入学者受入方針(アドミッション・ポリシー)
- 教育課程編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー)
- 履修プロセス概念図
- リーフレット
- 関連リンク
- 教員紹介
心理学分野 学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)
心理学分野では、総合人文社会科学研究科(総合人文社会科学専攻)の学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)に則り、社会の課題を分析解明してその解決策を提案するとともに、心理学分野の地域中核人材・研究者として不可欠な以下の知識や能力を十分に培った学生に対して、「修士(心理学)」の学位を授与する。臨床心理学コースの学生については、さらに人々の心の健康の保持増進に資する専門家として必要な知識と能力を十分に培った学生に対して、「修士(心理学)」の学位を授与する。
成績評価の公正さと透明性を確保するため、成績の評定は、各科目に掲げられた授業の狙い・目標に向けた到達度をめやすとして採点する。
学位論文に係る評価並びに修了の認定は、客観性及び厳格性を確保するため、その基準をあらかじめ明示するとともに、当該基準に従って適切に行う。
1. 専門基礎力
心理学分野の高度な知識・技能を有する。
2. 分析力・応用力
量的・質的分析方法を身につけると同時に、地域・社会・経済の抱える課題について、課題解決に必要な情報を収集する能力及び収集した情報を適切に分析する能力を有する。各領域の特徴を学び多面的に展開できる応用力を有する。資格取得を目指すものは、心理に関する支援を要する者の心理状態を分析する力、心理学分野の知識・技能を相談及び助言に応用する能力を有する。
3. 提案力
多領域のステークホルダーを動員し、地域・社会の課題に対して主力的に取り組みながら、独創的な提案を行う力、問題解決に不可欠な総合的なシナリオを提示できる提案力を有する。資格取得を目指すものは、心理に関する効果的な支援を提案できる能力を有する。
4. 俯瞰力
人間と社会を探究する学問分野間の総合的な知見を活かし、俯瞰的な視野で課題を捉える力を有する。
5. 倫理観
心理学分野の地域中核人材・研究者として備わっているべき倫理観を有する。資格取得を目指すものは、さらに専門職としての法的義務や倫理についての知識を有する。
信州大学大学院総合人文社会科学研究科 ディプロマ・ポリシー
信州大学大学院 ディプロマ・ポリシー
心理学分野 入学者受入方針(アドミッション・ポリシー)
総合人文社会科学研究科(総合人文社会科学専攻)心理学分野では、真理を探究する確かな基礎研究と実証に基づく高度実践研究との融合知の蓄積、地域を活かす学びの環境を基盤にして、独創的な提案力を持ち、問題解決に向けた課題の整理、課題解決のための計画・実行力を持った地域中核人材の輩出を目指しています。そのため、次のような資質・能力を備えている学生を求めています。
1. 知識・技能
- 心理学及びその関連領域の基本的な専門的知識・技能を有している者
2. 能力
- 情報の収集・分析を通じた研究を行うために必要な考察力・思考力を有し、問題関心・課題や分析内容を平易かつ的確に表現することができる者
3. 意欲
- 心理学研究に対する強い意欲を有している者
- 社会が抱える課題の解決に、心理学的アプローチから取り組む意欲を有している者
4. 臨床心理学コース
1~3に加えて、人々の心の健康の保持増進に取り組む意欲を有している者
上記の素養を持つ大学院生を選抜するために、一般選抜では心理学及びその関連領域に必要な専門試験を課すとともに、面接では必要な知識と基礎学力に加え、学問研究や社会の課題解決への意欲を判定します。さらに、これに加えて臨床心理学コースでは、人々の心の健康の保持増進への意欲を判定します。最終的に、成績証明書・研究計画書などの評価を加えて総合的に合否を判定します。
信州大学大学院総合人文社会科学研究科 アドミッション・ポリシー
信州大学大学院 アドミッション・ポリシー
教育課程編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー)
信州大学大学院総合人文社会科学研究科 カリキュラム・ポリシー
信州大学大学院 カリキュラム・ポリシー
履修プロセス概念図
- 課題解決に必要な情報を収集及び適切に分析し多⾯的に展開できる⼒(分析⼒・応⽤⼒)
- 隣接する学問分野間の総合的な知⾒を活かし課題を捉える⼒(俯瞰⼒)
- ⼼理学分野に関わる⾼い倫理観を有する地域中核⼈材・研究者(倫理観)
- 資格取得を⽬指すものは、上記に加え、⼼理状態を分析し分野の知識・技能を相談及び助⾔に応⽤する⼒を有し(分析⼒・応⽤⼒)、⼼理に関する効果的な⽀援が提案でき(提案⼒)、⾼度職業専⾨⼈としての法的義務や倫理を有する⼼理学分野の地域中核⼈材・研究者(倫理観)
- ⼼理学及びその関連領域の基本的な専⾨的知識・技能を有している者(知識、技能)
- 情報の収集・分析を通じた研究を⾏うために必要な考察⼒・思考⼒を有し問題関⼼・課題や分析内容を平易かつ的確に表現することができる者(能⼒)
- ⼼理学研究に対する強い意欲を有している者(意欲)
- 社会が抱える課題の解決に、⼼理学的アプローチから取り組む意欲を有している者(意欲)
- 臨床⼼理学コースにおいては、上記に加え⼈々の⼼の健康の保持増進に取り組む意欲を有している者(意欲)
リーフレット
リーフレットは窓口でも配付しています。
総合人文社会科学研究科心理学分野リーフレット( 日本語 / 英語 )
関連リンク
総合人文社会科学研究科総合人文社会科学専攻心理学分野心理学分野のウェブサイトです。
教員紹介
役職 | 氏名 | 所属学系 | 専門分野(領域) |
---|---|---|---|
准教授 | 安達 仁美 | 教育学系 | 教育方法学 |
助教 |
植原 俊晴 (個人HP) |
教育学系 | 理科教育学 教授学習心理学 |
助教 | 奥村 真衣子 | 教育学系 | 障害児者心理学 特別支援教育 |
教授 | 越智 康詞 | 教育学系 | 教育社会学 |
准教授 | 小野 貴史 | 教育学系 | 作曲 音楽理論・音楽学・音楽美学 音楽心理学 |
教授 | 上村 惠津子 | 教育学系 | 学校心理学 特別支援教育 |
准教授 |
佐藤 和紀 (個人HP) |
教育学系 | 教育工学 教育方法学 |
准教授 | 篠田 直子 | 教育学系 | 生涯発達心理学 臨床心理学 |
教授 |
島田 英昭 (個人HP) |
教育学系 | 認知科学 教育心理学 教育工学 |
准教授 | 下山 真衣 | 教育学系 | 障害児者心理学 |
教授 | 高橋 知音 | 教育学系 | 教育心理学 臨床心理学 |
准教授 |
髙橋 史 (個人HP) |
教育学系 | 臨床心理学 発達心理学 |
准教授 | 髙栁 充利 | 教育学系 | 教育哲学 教師教育 |
准教授 | 瀧 直也 | 教育学系 | 野外教育 |
准教授 | 茅野 理恵 | 教育学系 | 学校心理学 教育臨床学 教育相談 |
准教授 |
友川 幸 (個人HP) |
教育学系 | 国際学校保健 健康教育 環境教育 エコヘルス 就学前教育における健康増進活動 |
准教授 |
林 寛平 (個人HP) |
教育学系 | 比較教育学 教育政策学 教育行政学 |
教授 | 水口 崇 | 教育学系 | 発達心理学 認知科学 |
教授 | 宮地 弘一郎 | 教育学系 | 発達生理心理学 発達科学 |
准教授 | 三和 秀平 | 教育学系 | 教育心理学 |
助教 | 向井 秀文 | 教育学系 | 臨床心理学 |
准教授 |
森下 孟 (個人HP) |
教育学系 | 教育工学 教師教育 遠隔教育 |
教授 | 谷塚 光典 | 教育学系 | 教育工学 科学教育 教師教育 |