国際交流・留学
第14回国際交流セミナー:米国UCLA Medical Center Anne Lenore Ackerman先生のハイブリット講演会を開催しました
Ackerman先生は、下部尿路機能異常の診断と治療を研究されている、新進気鋭の泌尿器科医です。第87回日本泌尿器科学会東部総会を主催された本学部泌尿器科学教室の石塚修教授が、アメリカ泌尿器科学会との交流プログラムの一環として Ackerman 先生を信州大学に招聘し、今回のセミナーが実現しました。
石塚教授が司会を務め、Ackerman先生に過活動膀胱、間質性膀胱炎などの膀胱疾患と膀胱内細菌叢の関連、機械学習による骨盤痛の鑑別など、最新の研究成果をご講演頂きました。また女性泌尿器科医としてのキャリア、仕事と人生の融合、米国での医学教育についても、幅広くお話し頂きました。
当日は対面とオンラインのハイブリットの講演会でした。20名余りの本学学生、大学院生、教職員が第2臨床講堂に集まり、オンラインでも配信されました。泌尿器科の先生方や西澤理名誉教授からも多くの質問が投げかけられ、熱いDiscussionが繰り広げられました。さらに講演後、学生がAckerman先生の元を訪れ、研究以外の貴重な話もできたようです。
今後も世界の最先端研究に触れる機会を設け、信州大学医学部の研究の裾野を世界に広げていきたいと考えております。
医学部 国際交流担当教授 田中直樹
【講演】
「The urobiome: microbes and their impact on urinary tract function」
Dr. Anne Lenore Ackerman
(Assistant Professor, UCLA-David Geffen Urology, Director of Research Women's Pelvic Health Center, UCLA Medical Center)
※ Ackerman先生の講演を、学内限定eALPS 「国際交流・留学」 に掲載しました。是非視聴してください。