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国際交流・留学

分子細胞生理学教室がドイツ ドレスデン工科大学医学部派遣学生とオンライン交流しました

2021年01月13日 お知らせ体験報告国際共修学生受入

2021年1月6日、本学 田渕克彦教授(分子細胞生理学教室)・研究室メンバーおよび医学科国際交流推進室は、海外協定校ドレスデン工科大学医学部から2022年春に派遣予定のMarie-Louis WRONSKIさんとビデオ会議を開催しました。



Marieさんは、2020年5月から本学へ3ヶ月間研究留学し、田渕教授から指導を受ける予定でしたが、COVID-19の世界的感染拡大により、現在まで数回の日程延期を余儀なくされています。この間、田渕教授と国際交流推進室は、Marieさんとメールでの交流を重ねてきましたが、COVID-19収束を待ちながら留学意欲を高く持ち続けるMarieさんの熱意に応えたいと、分子細胞生理学教室メンバーと本学部学生も交えたビデオ会議を企画し、今回の実現に至りました。


初回となる今回のミーティングでは、冒頭に田渕教授から研究室メンバーと自身の研究活動が紹介され、続いて、田渕教授の指導を受けている博士課程3年Moataz BADAWIさん(エジプト出身)から、現在、行っている研究内容のより詳しい説明がありました。


さらに、Marieさんのチューターとなる本学部生英語サークルMedical English Speaking Society (MESS)代表の医学科3年 熊澤真衣さんが、「Marieさんとの交流を楽しみにしています」と話すと、Marieさんも「この先の交流が本当に楽しみ」と笑顔で応えました。


ミーティング終盤では、COVID-19感染拡大と戦うドイツと日本の状況や、信大での研究や学生生活、信大留学前の準備に関する質疑応答が行われ、和やかな雰囲気で進んだミーティングは、お互いの無事と再会を願いつつ終了しました。田渕教授の研究室には、エジプト以外に中国やインドなど多国籍のメンバーが所属しており、Marieさんがドイツから参加し、さらに多様な国際環境になると期待しています。


留学予定の多くの学生が、COVID-19パンデミック下の渡航制限により、日程延期を余儀なくされています。そうしたなかでの留学生と受入教室の皆さんによるオンライン交流は、留学前の準備や留学後の研究活動・生活をより円滑に進める助けになると期待されます。国際交流推進室は、今後も留学前からのオンライン交流をサポートし、留学成果の向上や双方向交流の深化を目指していきます。

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