【研究案内】「手指原発Bowen病の臨床的特徴に関する後ろ向き探索研究」について

2024年03月27日

信州大学医学部附属病院 皮膚科に過去に通院・入院された患者様またはご家族の方へ

いつも当科の研究や医学教育にご協力をありがとうございます。

当科では「手指原発Bowen病の臨床的特徴に関する後ろ向き探索研究」を実施しています。

 信州大学医学部倫理委員会の承認を受け、医学部長の許可を得て実施しています。この研究は、「人を対象とする生命科学・医学系研究に関する倫理指針」の規定により、研究内容の情報を公開することが必要とされています。

倫理審査承認番号

6129

研究課題名

手指原発Bowen病の臨床的特徴に関する後ろ向き探索研究

所属(診療科等)

皮膚科

研究責任者(職名)

木庭 幸子(准教授)

研究実施期間

医学部長による許可日~20241231

研究の意義、目的

本研究では、手指原発のBowen病の臨床的特徴を解明し、診断に有用な臨床的所見の提案を目指します。研究成果は、手指に発生するBowen病の早期診断の向上に貢献すると考えられます。

対象となる方

2015年1月1日から2023年12月31日の期間に当院で手指Bowen病について治療を受けられた方

利用する診療記録/検体

患者背景:性別、年齢、既往歴、現病歴、使用薬剤、職業歴、生活歴

臨床所見:皮疹の大きさ、性状、ダーモスコピー所見

既存の病理標本

研究方法

過去の同様の内容の研究において採取した血液を解析します。診療記録より上記の内容を収集し、悪性黒色腫の循環腫瘍細胞と病気の状態の関係について検討します。

共同研究機関名

本研究は、信州大学のみで実施されます。

問い合わせ先

氏名(所属・職名):  木庭幸子(皮膚科・准教授)

電話:0263-38-2647

既存の検体や診療記録、検査結果を研究、調査、集計しますので、新たな診察や検査、検体の採取の必要はありません。

当院外へ患者様を直接特定できる個人情報がでることはありません。

必要な情報のみを集計します。研究成果は今後の医学の発展に役立つように学会や学術雑誌などで発表しますが、患者様を特定できる個人情報は利用しません。

この研究にご自分の診療記録等を利用することをご了解いただけない場合、またご不明な点については、上記問い合わせ先までご連絡くださいますようお願いいたします。

研究不参加を申し出られた場合でも、なんら不利益を受けることはありません。ただし、同意取り消しの申し出をいただいたとき、すでに研究成果が論文などで公表されていた場合や、試料や情報が匿名化されて個人が全く特定できない場合などには、結果を廃棄できないこともあり、引き続き使わせていただくことがあります。

ご理解ご協力のほどお願いします。

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