【研究案内】「パゾパニブ療法の効果予測のための融合遺伝子検出の有用性を検討するバイオマーカー研究」について

2023年05月16日

信州大学医学部附属病院 皮膚科に過去に通院・入院された患者様またはご家族の方へ

以下の研究を行います。ご協力をお願いいたします。

2023年5月10日

  

パゾパニブ療法の効果予測のための融合遺伝子検出の有用性を検討するバイオマーカー研究」に関する臨床研究を実施しています。

 信州大学医学部倫理委員会の承認を受け、医学部長の許可を得て実施しています。この研究は、「人を対象とする生命科学・医学系研究に関する倫理指針」の規定により、研究内容の情報を公開することが必要とされています。

倫理審査承認番号

732

研究課題名

パゾパニブ療法の効果予測のための融合遺伝子検出の有用性を検討するバイオマーカー研究

所属(診療科等)

皮膚科

研究責任者(職名)

木庭幸子(准教授)

研究実施期間

医学部長による許可日~2027年12月31日

研究の意義、目的

原発性皮膚血管肉腫における融合遺伝子とパゾパニブ治療の安全性と有効性の関連を明らかにすることを目的とした研究で、治療効果の予測に貢献すると考えられます。

対象となる方

2018年2月から2024年8月の期間に当院で原発性皮膚血管肉腫について医療を受けられた方

利用する検体

腫瘍組織

他機関への試料の提供方法

薄切切片と病理標本を郵送により試料解析実施施設へ提供します

試料解析実施施設:和歌山県立医科大学皮膚科

研究方法

腫瘍組織から核酸を抽出し,融合遺伝子の有無を調べます

共同研究機関名

(研究者)

国立がん研究センター中央病院(並川健二郎)

和歌山県立医科大学(神人正寿)

北海道大学病院(山本有平)

旭川医科大学(山本明美)

札幌医科大学(宇原久)

筑波大学医学医療系(乃村俊史)

埼玉県立がんセンター(大芦孝平)

埼玉医科大学国際医療センター(中村泰大)

埼玉医科大学病院(中村晃一郎)

がん・感染症センター都立駒込病院(西澤綾)

慶應義塾大学病院(舩越建)

がん研究会有明病院(吉野公二)

東京大学医学部(佐藤伸一)

新潟県立がんセンター新潟病院(竹之内辰也)

富山県立中央病院(八田尚人)

静岡県立静岡がんセンター(吉川周佐)

名古屋大学医学部(秋山真志)

京都府立医科大学(浅井純)

近畿大学病院(大塚篤司)

大阪国際がんセンター(爲政大幾)

愛媛大学医学部附属病院(藤澤康弘)

国立病院機構九州がんセンター(内博史)

福岡大学医学部(今福信一)

久留米大学医学部(武藤一考)

九州大学病院(中原剛士)

熊本大学病院(福島聡)

国立病院機構鹿児島医療センター(松下茂人)

研究代表者

主任施設の名称:国立がん研究センター中央病院

研究責任者:並川健二郎

問い合わせ先

氏名(所属・職名): 木庭幸子 (信州大学医学部皮膚科・准教授)

電話:0263-37-2647

既存の検体や診療記録、検査結果を研究、調査、集計しますので、新たな診察や検査、検体の採取の必要はありません。

利用する情報からは、患者様を直接特定できる個人情報を削除し、主任施設である国立がん研究センター中央病院に提供します。

研究成果は今後の医学の発展に役立つように学会や学術雑誌などで発表しますが、その際も患者様を特定できる個人情報は利用しません。

この研究にご自分の診療記録等を利用することをご了解いただけない場合、またご不明な点については、上記問い合わせ先までご連絡くださいますようお願いいたします。

研究不参加を申し出られた場合でも、なんら不利益を受けることはありません。ただし、同意取り消しの申し出をいただいたとき、すでに研究成果が論文などで公表されていた場合や、試料や情報が匿名化されて個人が全く特定できない場合などには、結果を廃棄できないこともあり、引き続き使わせていただくことがあります。


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