信州大学医学部附属病院 皮膚科に過去に通院・入院された患者様またはご家族の方へ
以下の研究を開始しております。ご協力をお願いいたします。
2021年5月1日
「悪性汗器官腫瘍に対する化学療法の有効性に関する後方視的検討」に関する臨床研究を実施しています。
信州大学医学部医倫理委員会の審査による医学部長の承認を得て実施しています。この研究は、「人を対象とする医学系研究に関する倫理指針」の規定により、研究内容の情報を公開することが必要とされています。
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倫理審査承認番号 |
5125 |
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研究課題名 |
悪性汗器官腫瘍に対する化学療法の有効性に関する後方視的検討 |
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所属(診療科等) |
皮膚科 |
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研究責任者(職名) |
木庭幸子（准教授） |
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研究実施期間 |
倫理委員会承認日～2025年3月31日 |
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研究の意義、目的 |
悪性汗器官腫瘍は皮膚がんの中でも稀な腫瘍であり、多くの場合は外科的切除により根治が可能ですが、リンパ節転移や遠隔転移をきたした場合、その希少性から有効性の高い薬剤の開発は進んでおらず、また、確立された治療方法もほとんどない状況です。 単一施設の解析では、患者さんの人数も少ないため、本研究では、群馬大学医学部附属病院皮膚科を中心として、全国30施設と共同で研究を行うことにより、悪性汗器官腫瘍に対して、化学療法を受けた方に対して、臨床効果と有害事象の解析を行い評価します。 |
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対象となる方 |
当院で2010年1月1日から2020年12月31日までに悪性汗器官腫瘍の診断で化学療法を受けられた方 |
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利用する診療記録 |
年齢、性別、身体所見、病型、腫瘍サイズ、検査結果、病歴、治療経過 |
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他機関への情報の提供方法 |
臨床情報は暗号化した記録媒体の郵送により提供します |
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研究方法 |
診療録から、年齢、性別、原発巣部位、原発巣サイズ、病歴に関する情報（前治療歴、後治療歴）、臨床病期、転移部位、血液所見（治療前血清LDH値, CEA）、病理学的所見（病型）、治療（投与薬剤、期間、中断、放射線療法）、治療反応性・予後、副作用を抽出し、解析を行うことで、日本における各種化学療法の有効性、安全性に影響を与える因子について検討を行います |
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共同研究機関名 |
群馬大学医学部附属病院皮膚科 国立がんセンター中央病院 皮膚腫瘍科 新潟県立がんセンター新潟病院 皮膚科 都立駒込病院 皮膚腫瘍科 大阪国際がんセンター 腫瘍皮膚科 埼玉医科大学国際医療センター 腫瘍皮膚科 筑波大学 皮膚科 静岡県立がんセンター 皮膚科 岩手医科大学 皮膚科 福井大学 皮膚科 京都大学 皮膚科 兵庫県立がんセンター 皮膚科 札幌医科大学 皮膚科 佐賀大学 皮膚科 自治医科大学 皮膚科 熊本大学 皮膚科 名古屋市立大学 皮膚科 京都府立医科大学 皮膚科 三重大学 皮膚科 琉球大学 皮膚科 埼玉県立がんセンター 皮膚科 長崎大学 皮膚科 産業医科大学 皮膚科 滋賀医科大学 皮膚科 久留米大学 皮膚科 山形大学 皮膚科 和歌山医科大学 皮膚科 川崎医科大学 皮膚科 慶応義塾大学 皮膚科 千葉大学 皮膚科 |
安田正人 緒方 大 竹之内辰也 吉野公二 爲政大幾 中村泰大 藤澤康弘 吉川周佐 大西正純 飯野志郎 入江浩之 高井利浩 加藤潤史 永瀬浩太郎 前川武雄 福島 聡 中村元樹 浅井 純 中井康夫 大嶺卓也 石川雅士 鍬塚 大 岡田悦子 加藤 威 武藤一考 林 昌浩 稲葉 豊 田中 了 舩越 健 山本洋輔 |
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研究代表者 |
群馬大学医学部附属病院皮膚科 研究責任者：安田正人 |
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問い合わせ先 |
氏名（所属・職名）： 木庭幸子 （皮膚科・准教授） 電話：0263-37-2647 |
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本研究では検体の採取の必要はありません。
利用する情報からは、患者様を直接特定できる個人情報を削除し、主任施設である群馬大学医学部付属病院に提供します。
研究成果は今後の医学の発展に役立つように学会や学術雑誌などで発表しますが、その際も患者様を特定できる個人情報は利用しません。
この研究にご自分の診療記録等を利用することをご了解いただけない場合、またご不明な点については、上記問い合わせ先までご連絡くださいますようお願いいたします。
研究不参加を申し出られた場合でも、なんら不利益を受けることはありません。ただし、同意取り消しの申し出をいただいたとき、すでに研究成果が論文などで公表されていた場合や、情報が匿名化されて個人が全く特定できない場合などには、結果を廃棄できないこともあり、引き続き使わせていただくことがあります。
