【研究案内】「脂腺母斑と二次性腫瘍におけるRAS変異の同定」に関する研究について

2021年01月10日

以下の研究を開始しております。ご協力をお願いいたします。

2021年1月8日

「脂腺母斑と二次性腫瘍におけるRAS変異の同定」に関する臨床研究を実施しています。

 信州大学医学部医倫理委員会の審査による医学部長の承認を得て実施しています。この研究は、「ヒトゲノム・遺伝子解析研究に関する倫理指針」 および 「人を対象とする医学系研究に関する倫理指針」の規定により、研究内容の情報を公開することが必要とされています。

倫理審査承認番号

687

研究課題名

脂腺母斑と二次性腫瘍におけるRAS変異の同定

所属(診療科等)

皮膚科

研究責任者(職名)

木庭 幸子(准教授)

研究実施期間

倫理委員会承認日~2021年12月31日

研究の意義、目的

脂腺母斑と二次性腫瘍におけるRAS遺伝子変異を同定することにより、皮膚の付属器腫瘍の診断時に前駆病変の有無を推定することを目的とした研究で、切除範囲の決定の指標として有用と考えます。

対象となる方

2010年1月1日から2020年12月31日の期間に、当院で脂腺母斑および二次性腫瘍、または皮膚付属器腫瘍の治療を受けられた方

利用する診療記録/検体

診断名、年齢、性別/組織

研究方法

当院で外科治療として採取された組織検体を用いて、RAS遺伝子変異を検出します。

共同研究機関名

本研究は、信州大学のみで実施されます。

問い合わせ先

氏名(所属・職名):  木庭 幸子(皮膚科・准教授)

電話:0263-37-2647

既存の検体や診療記録、検査結果を研究、調査、集計しますので、新たな診察や検体の採取の必要はありません。

当院外へ患者様を直接特定できる個人情報がでることはありません。

必要な情報のみを集計します。研究成果は今後の医学の発展に役立つように学会や学術雑誌などで発表しますが、患者様を特定できる個人情報は利用しません。

この研究にご自分の診療記録等を利用することをご了解いただけない場合、またご不明な点については、上記問い合わせ先までご連絡くださいますようお願いいたします。

研究不参加を申し出られた場合でも、なんら不利益を受けることはありません。ただし、同意取り消しの申し出をいただいたとき、すでに研究成果が論文などで公表されていた場合や、試料や情報が匿名化されて個人が全く特定できない場合などには、結果を廃棄できないこともあり、引き続き使わせていただくことがあります。

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