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信州大学工学部 電子情報システム工学科

通信システムプログラム

通信システムプログラム

通信システムプログラムは、情報通信分野の基礎となる数理科学と自然科学をバランスよく有機的に学び、通信の信頼性や効率に寄与する最新技術を習得します。

  • ネットワーク技術

  • デジタル技術

  • 誤り訂正技術

  • 信号処理

  • 回路設計

プログラムの概要

多種多様な情報を効率良く確実に伝えるしくみについて学ぶのが通信システムプログラムです。そのために必要となるのが、『ネットワーク技術』『デジタル技術』『数理科学』に関する知識です。通信システムプログラムが対象とする情報とは、パソコンやスマホなどの情報機器から人間が発信する情報だけでなく、温度センサーや湿度センサーなどが発信する情報も含んでいます。電気・ガス・水道などの公共サービスをより効率的に提供するスマートインフラを実現するためにも、ネットワークを介してこれらの情報を効率良く確実に集約する技術が不可欠となります。

ポイント
  • いつでも、どこでも、何でも、誰でも、省電力で高速に情報を伝えるためのネットワーク技術
  • 情報をできるだけコンパクトにし、安全に、確実に伝えるためのデジタル技術
  • これらの技術を最適の状態に近づけ、妥当性を検証し、効率や正確さを解析するための数理科学

これらの技術や理論を実現するための『信号処理』(ソフトウェアの作成)や、実際に情報を送受信するための『回路設計』も教育・研究の対象となります。

カリキュラム

※在学生は入学年度によってカリキュラムが異なります。お手元の手引き等をご確認ください。

情報伝達の技術を詳しく見ると、情報を的確に捉え、符号化し、信号として送信し、雑音を取り除き、最適な方法で提示するという要素技術から構成されていることが分かります。これらの問題は物理現象と情報技術の間に横たわっていて、両者を深く融合しなければ解決することはできません。通信システムプログラムでは、このような問題に関する総合的な力をつけるため、電気電子プログラム・情報システムプログラムと基礎を共有しつつ、通信工学や情報理論などの独自の専門科目を充実させています。

1年次

共通教育

前期

微分積分学Ⅰ
その他,外国語科目や一般教養科目

後期

微分積分学Ⅱ
線形代数学Ⅰ
力学
その他,外国語科目や一般教養科目

専門必修

前期

電子情報システム工学ゼミナール
基礎数学
電気物理

後期

基礎電気電子回路
プログラミング言語Ⅰ
基礎論理回路

2年次

共通教育

前期

線形代数学Ⅱ
波動と光
外国語科目

後期

外国語科目

専門必修

前期

電子情報基礎実験
応用数学Ⅰ
応用数学Ⅱ

後期

専門必修選択

前期

電気回路Ⅰ
デジタル通信システム
アルゴリズム基礎

後期

電気磁気学Ⅰ
プログラミング言語Ⅱ
論理回路設計

通信必修

前期

後期

通信工学
信号処理

通信選択

前期

後期

情報数学
コンピュータアーキテクチャ
電気回路Ⅱ
応用数学Ⅲ

3年次

専門必修

前期

後期

電子情報システム特別講義

通信必修

前期

通信システム実験Ⅰ
情報理論
数値計算

後期

通信システム実験Ⅱ

通信選択

前期

数理論理
インテリジェントシステム
組込システムⅠ
画像処理
コンピュータネットワーク
電気磁気学Ⅱ
電子回路

後期

符号理論
待ち行列理論
情報セキュリティ
最適化
組込システムⅡ
電波法規
電気電子計測
電磁波工学

4年次

専門必修

前後期共通

卒業研究