「食」をテーマにした高大連携国際交流イベントを実施しました
2024年8月7日、長野県内の高校生を招き、農学部の学生・留学生との高大連携国際交流イベントを実施しました。このイベントは伊那北高校との交流をきっかけに始まり、今年で3回目を迎えます。今回は、伊那北高校から12名、野沢北高校から1名、計13名の高校生が参加しました。また、伊那キャンパスからは8名の留学生と、高校生と留学生のコミュニケーションをサポートする日本人学生6名が参加しました。
今年のテーマは『Cultural Connections through foods:「食」を通してつながる』として、日本と世界各国の食文化や習慣について体験しながら学ぶことを目的としました。イベントの冒頭では、伊那北高校の生徒が企画した簡単なゲームを取り入れたアイスブレイクセッションが行われ、緊張していた参加者たちにも次第に笑顔が見られるようになりました。
その後、日本人学生や留学生が自国の食文化に関するプレゼンテーションを行い、高校生たちは積極的に質問をしていました。続いて、留学生が持ち寄った自国料理や日本の料理、お菓子が並ぶランチパーティーが開催されました。バングラデシュ、インドネシア、ベナンなどの料理を堪能するだけでなく、調理方法について英語で質疑応答する場面もありました。
午後の活動では、各グループに分かれて世界の食文化についてより深く学びました。まず、世界各国の料理に関するマナーや伝統料理についてクイズ形式で学び、チーム対抗戦では大いに盛り上がりました。続いて、各グループで各国の食文化やマナーを比較し、最後に意見をまとめてグループごとに発表を行いました。また、セッションの合間には高校生と留学生が歌やダンスのパフォーマンスを披露し、会場を一層盛り上げました。
参加した高校生からは、「他の国の食文化について直接学べて、とても興味深かったです」、「実際に外国の料理を食べることで、それをきっかけに色んな国の人と話せて、とても楽しむことが出来ました」などの感想が寄せられました。