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平成30年度海外農学実習「カンボジア農業・農村実習」

農家から得た情報をグループごとに共有しとりまとめ
農家から得た情報をグループごとに共有しとりまとめ
農家を訪問し生業に関する情報を収集,酒造りも体験
農家を訪問し生業に関する情報を収集,酒造りも体験

2019年2月18日から27日にかけて、カンボジアを訪問し海外農学実習を行いました。

王立農業大学(RUA)の学生9名(3年生)と本学農学部の学生9名が合同で、カンボジアの農業、加工業の振興の事例を学ぶとともに、農村に入り米蒸留酒造農家を訪問し、酒造体験を行いながら、農村での生業や暮らしぶりを観察し農家へのインタビュー調査を行いました。

農村では、小規模ながらもコメや野菜を生産し、ブタやウシ、ニワトリなどの畜産、酒造や精米などの農産物加工が営まれており、小さな地域において効率的な資源循環が行われていました。カンボジアの学生とともに、農家にインタビューを行いながら、酒造りを学び、それらの情報をとりまとめながら、発表を行うまでの共同作業の数々を経験しました。英語でのコミュニケーションにどっぷりつかりつつ、カンボジアの農業・農村を体験し、文化や習慣を知ることができる絶好の機会となったようです。

また、カンボジアの品質の高いコショウを復興させ、国内外の市場に届けられている倉田ペッパーの倉田浩伸代表に講義を実施いただき、カンボジアの内戦直後から復興に携わられ、現在のコショウの復刻とともにカンボジアのコショウ生産・流通の発展に貢献されてきた経験についてお話を頂きました。

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