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工学部廃棄物処理場の視察報告

2023年03月22日(水) [活動報告]


不燃物の分別現場


土砂崩れにより被害を受けた新工場

2月16日(木)に工学部環境委員会リサイクル部会部会長、副部会長及び管理係主査の3名で、信州大学工学部環境マネジメントシステム要領・手順書集 P446-16および「改正廃棄物処理法」における長野県廃棄物条例第11条第 1項に従い、不燃ごみ (産業廃棄物)の中間処理施設である直富商事 秋和工場(長野市布施)に対し処理工程および適切な環境下にあるか視察を行いました。

本学から廃棄された不燃物は中間処理施設である直富商事秋古工場へ搬送、処理された後、最終処分業者へ引き渡されています。
直富商事秋古工場では主に産業廃棄物を取り扱っており、混成ごみや石膏ボード、プラスチック類などを分別・破砕・焼却の方法で処理しています。
産業廃棄物の許可証の許可期限は令和6年2月29日となっています。

令和 3年に発生した土砂崩れの被害を受けたのも本工場です。
令和元年に稼働し始めた新工場が被災しベルトコンベアや自動仕分け機を使用した新型の仕分けラインが使用不可となり、現在は従来通りの主に人の手による分別を用いた処理を続けているという状況です。

みなさんがゴミを排出する際に分別が不適切なものや刃物のような危険物が混入した場合、分別を行う作業員の方の手間の増加、また怪我に繋がりますので適切な廃棄分類・方法を守って排出するよう引き続き協力の方よろしくお願いいたします。

(工学部環境委員会リサイクル部会長 小林夏樹)