信大環境レポート信大環境レポート

「エコプロ2022」に環境学生委員会が出展しました

2022年12月23日(金) [活動報告]






東京ビッグサイトにて「エコプロ2022」が12月7日(水)~9日(金)に開催され、信州大学環境学生委員会が出展しました。
本年度は「草木染め~身近な植物の有効利用~」と題して、草木染めのクイズを行ないました。ブース来場者数は3日間で390人でした。

今回草木染めをテーマとした一つ目の理由に、草木染めに利用することで普段一括りに「雑草」や「害草」と見なしている身近な植物にも多様な色の違いがあり、一つ一つの植物に魅力があることを多くの方に知ってもらいたいと考えたことが挙げられます。
また、二つ目の理由に、駆除対象である外来種の有効利用方法の一つとして、草木染めを提案しようと考えたことが挙げられます。

当日は実際に学生が染めたバンダナを展示し、どの色のバンダナがどの植物で染めたものかを当ててもらうクイズを行ないました。
また、リンゴの枝を加工したキーホルダーと学生が作成した草木染めのバンダナをノベルティとしてお渡ししました。
「難しかった」という声も多くありましたが、クイズ形式にしたことにより、小学生からご年配の方まで幅広い世代の方に楽しみながら草木染めについて知ってもらうことができたと思います。

今回の出展に際し、草木染めについて学んでいくにつれて、植物や手法によって様々な色に染まる草木染めの奥深さを実感しました。
また、他の出展者の環境活動の内容を知ることにより、私自身の環境マインドの向上においてもとても良い経験となりました。

(農学部環境学生委員会エコプロ担当 佐藤 温)