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オリンピック・パラリンピックのメダルは「都市鉱山」

2021年08月25日(水) [お知らせ]

 2017年から2019年に「都市鉱山からつくるみんなのメダルプロジェクト」が行われました。東京オリンピック及びパラリンピック競技大会で使用されるメダルをリサイクルによって小型家電から集めた金属で製作するプロジェクトです。

(環境省HPエコジン2017年10・11月号より)

https://www.env.go.jp/guide/info/ecojin_backnumber/issues/17-11/17-11d/tokusyu/2.html


 2019年3月には約5000個のメダル製作に必要な金属が集まり、その後は「アフターメダルプロジェクト」として、小型家電のリサイクル制度の普及促進が行われています。

(環境省HP報道発表より)

https://www.env.go.jp/press/106669.html


 これらのリサイクルされる小型家電は「都市鉱山」と呼ばれています。オリンピックでは、熱い戦いが繰り広げられ、日本人の活躍も見られ、メダルも今までで一番多い獲得数になりました。表彰式までテレビ中継される競技もあり、また、テレビでのインタビューでは獲得したメダルを見せてくれることもあります。勝者に送られ、首にかけているメダルは、「都市鉱山」なのです。

(環境マインド推進センター)