学生によるワークショップの企画、運営を行いました(熊本大学・九州大学・同志社大学)

活動報告

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5月13日~14日信州大学上田キャンパス他にて、リーディングプログラム履修生によるワークショップを行いました。今回は、プログラム2年生の井澤美佳さんと3年生の石川浩章さんが代表となり、熊本大学九州大学同志社大学の各リーディングプログラム履修生と合同で内容を企画し、運営を行いました。

1日目のワークショップは、4大学の紹介プレゼンテーションから始まり、アイスブレイク(国名を当てるクイズ)、パネルディスカッション(博士号取得後の将来の展望)と続きましたが、各学生の個性溢れるプレゼンが印象的で、質疑応答も予定していた時間を超えて活発に行われました。パネルディスカッションでは、将来への不安や心配を共有しあいながらも、ドイツ出身の信大プログラム履修生の「ドイツでは博士号を取得すると、高度な専門知識を要する職種にしか就職が認められない」という発言に、議論が白熱する場面もありました。

午後に入ると、プログラム担当教員の岩木邦男特任准教授によるキャンパスツアーが行われました。先進植物工場研究教育センター、完全無響室などを備えるファイバーイノベーション・インキュベーター(Fii)、附属農場、資料館など多岐にわたる施設を一度に見学できる機会となり、どの履修生も興味深く見学していました。他大学のリーディング履修生にとっては、初めて目にする研究設備・施設ばかりだったため、新鮮な驚きもあったようです。それぞれに、研究に関する新たな発見があったことと思います。

2日目はエクスカーションで美ヶ原高原に向かいました。日本アルプスを眺めたいという他大学の履修生の希望を叶えるべく選んだ目的地でしたが、あいにく山には雲がかかり、日本アルプスは臨めませんでした。それでも、普段見ることのない広大な景色に感激した様子で、思い思いの写真を撮影するなど、信州の自然を満喫してもらえたようです。

2日間を通して、イベントを企画・運営することの難しさ、人と人との繋がりの素晴らしさを感じた機会になったと思います。熊本地震という未曽有の災害の直後に参加いただいた呉花楠さんと久恒昭哲特任准教授(ともに熊本大学)はじめ、登貴信さん・篠原修平さん(ともに九州大学)、竹谷まりえさん(同志社大学)には、本ワークショップ企画意図を快く承諾し、ご協力いただきましたこと、深く御礼申し上げます。


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