Prof. Thomas Rosenauと交流しました

活動報告

11月28日、プログラム履修生たちは、信州大学先鋭領域融合研究群国際ファイバー工学研究所に滞在中のウィーン天然資源大学(BOKU)トーマス・ロゼナウ教授と一日を過ごしました。

まず、ロゼナウ先生にご自身の研究とBOKU、またウィーンの紹介をしていただきました。これには、プログラム一期生に加えて、来年4月からプログラム履修開始予定の二期生9名中6名(海外在住の3名を除く)も同席しました。再生可能資源や木材化学などが専門のロゼナウ先生は、再生セルロースを中心に、学生たちに話をしてくださいました。後半のウィーンについてのプレゼンでは、その街並みの美しさや雄大な自然に学生たちは魅了されました。特に二期生は、来年度入学早々にこのウィーンを合宿で訊ねることになっているので、更に期待は高まったことと思います。

昼食は、そのまま学食へみんなで移動し、学生たちだけでロゼナウ先生を囲んでお昼を食べました。ドキドキして最初だけ見守った事務局でしたが、意外に逞しく物怖じすることなくロゼナウ先生と笑顔で会話を進める学生の姿に、入学時よりも英語でのコミュニケーションに対する苦手意識が確実に少なくなっていることを実感し、頼もしさを覚えました。ちなみに、ロゼナウ先生はけんちんうどんを召し上がったようです。

午後は、持ち時間30分程度で1人ずつ、ロゼナウ先生と面談をしました。自己紹介と研究紹介を行い、ロゼナウ先生からの質問を受けてディスカッションもできたようです。9月にいらしたシンガポール国立大学のリム先生ともこうした機会があったのですが、その時と比較して、自分から働きかけるプレゼンとやりとりができたという感想が多くありました。
そして何より、学生がみな口を揃えて「楽しかった!」と言うのが、この日1日がどれだけ充実したものだったかを物語っていると思います。終始笑顔で学生と気さくに接してくださったロゼナウ先生と心が繋がる瞬間を持てたことは、学生たちにとって、この先とても大きな意味を持つのではないかと思います。

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