P.M.Ajayanチーム
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チーム概要
ナノ科学により、実用化のための次世代カーボン物質の設計
チームリーダーからのメッセージ・プロフィール
氏名 | Pulickel M. Ajayan |
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所属 | エキゾチック・ナノカーボンの創成と応用プロジェクト拠点 |

Ajayan博士は1985年にBanaras Hindu大学の金属工学科を卒業したあと、1989年に物質工学分野を専門にNorthwestern大学の博士課程を修了しました。Ajayan博士が行っている研究は、ナノ構造やナノ複合物の合成や構造・性質の関係、物質科学とナノ材料の応用、エネルギー貯蔵、ナノ寸法システムの位相安定性、などです。彼はカーボンナノチューブの先駆者の一人で、NECの研究グループと一緒に早期の成果をあげています。論文は370件あり、25,000件以上の引用(h指数=82)を持ちます。招待講演は、数カ国で基調講演や本会議の講演を含め、250回以上行っています。
NECで3年間のポストドクを経験した後、Ajayan博士は2年間フランスのLaboratoire de Physique des Solides, Orsayで研究者として過ごしました。また、1年半ほど、Alexander von Humboldtフェローとして、ドイツのMax-Planck-Institut fur Metallforschung, Stuttgartで滞在しました。1997年にRensselaer大学物質工学科の助教になり、2007年に退職するまで、Henri Burlage講座の工学教授でした。2007年7月にRice大学機械工学・物質科学科のBenjamin M. and Mary Greenwood Anderson工学教授になりました。


チームメンバー紹介
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C.D Park 研究員 専門:Fabrication of hybrid nanocarbon materials for water purification.