エキゾチック・ナノカーボンの創成と応用プロジェクトは、2014年3月をもって終了いたしました。
長きにわたり、ご支援、ご協力を賜りありがとうございました。

ENC研究開発コンソーシアム

ENC研究開発コンソーシアムの趣旨

本研究開発は従来物質では達成できない卓越した、革新的機能を有しながら炭素固定に寄与する「ナノカーボン」をベースに、そこに新たに異種原子を意図的に導入した究極のナノカーボンたる「エキゾチック・ナノカーボン(ENCs)」の科学技術を開拓するものです。これにより、新科学力を基盤とした地域産業を創出し、継続的発展性を備えた"長野カーボンバレー"の世界拠点の構築に寄与、世界一流陣の能力が効果的に発揮されるべく研究支援組織を充実し、研究の機動的、戦略的推進、支援を図り、もって当プロジェクトが信州大学と地域社会発展の大きな活力源となるよう事業展開していきます。

主な研究開発テーマは、①ENCsの創成、②物性・機能と構造解析、③応用開拓(ナノエレクトロニクス、複合材、エネルギー貯蔵デバイス)の3チームで相互にシナジー効果を発揮した研究を推進し、ENCs科学の構築とイノべーティブな機能発現を達成し、地域新産業を創出していきます。 これらENCの研究を促進し、開発を支援していくために、ENC研究コンソーシアム(ENC-RDC)を設立いたします。このコンソーシアムは大学の研究者、及び研究開発に携わる企業により構成され、研究の中核として、そして大学と企業との橋渡しとしての役割を担い、将来の事業化を目指して行きます。また、将来に向けてのロードマップを作成し、研究・開発を推進していきます。

平成22年12月1日



企業化推進の組織体制

ドリームチームの支援体制

※詳細は、特集ページ「エキゾチック・ナノカーボンが拓く未来 > 技術シーズと企業化」をご覧下さい。