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2013年10月アーカイブ

 当院では認定看護師たちが毎週活動日を設けて横断的活動を行っています。その活動のひとつである、がん性疼痛の認定看護師が開催した「痛みのスケールの勉強会」について紹介します。
 痛みのスケールは慢性疼痛だけでなく、急性疼痛にも使用できます。そして、痛みで困っている患者さんはたくさんいます。
 痛みのスケールを使うことは、患者さんの主観的な痛みを客観的に捉えることができる手段になります。痛みを客観的に捉えることで治療の効果がわかります。また薬物などの治療に加え、看護ケアを行うことによって、患者さんの効果的な痛みの緩和につながります。痛みのスケールを使用することは、私たち看護師が行う看護ケアの効果を明らかにすることにもつながります。
 認定看護師は単に痛みのスケールの使い方や意義を伝えただけはありません。看護に関わる大切なメッセージが込めてられていました。

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     認定看護師は皆ピンクのストラップを付けています!

 

 卒後研修プログラム・第3回フォローアップ研修が開催されました。半年間臨床経験を積み重ね、仕事にも慣れてきた新人さんには任される業務が増えます。さらに、複数患者受け持ちや緊急入院への対応、夜勤も始まります。今回の研修では、「多重課題シミュレーション」、「口腔ケアと食事介助」、「患者さんに説明してみよう」、「労務管理を考える」などが研修テーマでした。

 多重課題シミュレーションは演習と振り返りを繰り返し、限られた時間の中で優先順位や患者の安全を考慮した看護実践についてグループで考えました。ファシリテータは部署教育責任者が担ってくれています。ファシリテータの質問で視野が広がったのではないでしょうか。「患者さんに説明してみよう」では、ボランティアさんに患者さん役として協力していただき、相手に伝わるように説明することの難しさや、気づくことができました。研修の場でも臨床実践での様子が垣間見え、半年の成長を感じました。また次の目標を決めて実践を重ねていきましょう。 

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