学科長挨拶

保健学科で医療専門職を志す皆さんへ

2011年3月11日の東日本大震災、ならびに12日の長野県北部地震で被災された皆さまに心よりお見舞い申し上げます。

信州大学医学部保健学科は、昭和49年に発足した医療技術短期大学部を前身とし改組・発展させて平成14年10月に設置され、平成19年3月に第1期生が卒業しました。また平成19年4月に大学院医学系研究科保健学専攻博士前期課程,平成21年4月に博士後期課程が設置されました。現在、医療技術短期大学部の卒業生を含めた多くの本学科卒業生が県内、県外を問わず医療、研究、教育の現場で活躍しています。

保健学科には看護学専攻(看護師、保健師、助産師)、検査技術科学専攻(臨床検査技師)、理学療法学専攻(理学療法士)、作業療法学専攻(作業療法士)の4つの専攻があり、それぞれの国家試験受験資格を得ることのできる教育課程を設けています。日々目覚ましく進歩・発展する医療科学技術を理解し,それを実践できる能力を身につけることを目標に、講義、演習、実習等が数多く展開されます。また専門的な知識や技術の習得だけでなく、入学後医学科と合同で行われる新入生ゼミナールや希望者対象に行われるオーストラリアCurtin大学での海外研修などを通じて、コミュニケーション能力や国際的視野を身につけることも目標としています。

信州大学は学問的に多様な8学部(医学部、人文学部、経済学部、理学部、教育学部、工学部、農学部、繊維学部)を有する総合大学です。様々な分野の学問を学ぶ人々と交流することができる本学の特徴を生かして、幅広い知識や人間性を磨くことができます。また本学は信州の豊かな自然環境の中にあります。本学科のある松本キャンパスからは、西に常念岳をはじめとする北アルプス、東に美ヶ原から霧ヶ峰にいたる山々を望むことができます。また安曇野の地を含め、いくつもの清流が流れています。大いに学び、大いに楽しむ環境がここにあります。

わが国は少子超高齢社会を迎え、医療、保健、福祉を取り巻く社会環境が大きく変化しており、患者さんやご家族を中心とした質の高い医療、保健、福祉の提供が求められています。また健康な人に対する疾病の予防対策も重要になっています。医療専門職者への期待と果たすべき役割は極めて大きいといえます。本学で学び、人間性豊かな暖かい心と幅広い知識・技術や思考能力を身につけてもらいたい、その第一歩を本学科で踏み出してみませんか。私たち教職員一同は、意欲あふれる皆さんを心からお待ちしています。

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