神経生理学

テーマ11:電気生理学的手法を用いた末梢神経障害患者の早期診断、病態解明

末梢神経障害患者、特に遺伝性ATTRアミロイドーシス患者の末梢神経機能の定量的評価を神経伝導検査の他、表皮内電気刺激法や定量的感覚試験による小径線維機能評価、運動単位推定数による残存運動単位数計測などの手法を用いて解析することで、これらの疾患の早期診断や病態解明を目指して、以下のテーマを中心に取り組んでいます。

  • 遺伝性ATTRアミロイドーシス患者の小径末梢神経障害に関する研究
  • 遺伝性ATTRアミロイドーシス患者が電気生理学的に脱髄所見を呈するメカニズムの解明

代表的な業績

  1. Kodaira M, Morita H, Shimojima Y, Ikeda S. Electrophysiological features of familial amyloid polyneuropathy in endemic area. Amyloid 2011;18:10-18.
  2. Kodaira M, Inui K, Kakigi R. Evaluation of nociceptive Aδ- and C-fiber dysfunction with lidocaine using intraepidermal electrical stimulation. Clin Neurophysiol 2014;125:1870-1877.
  3. Kodaira M, Morita H, Sekijima Y. An electrophysiological pitfall in transthyretin familial amyloidosis misinterpreted as chronic inflammatory demyelinating polyradiculoneuropathy. XXⅢ World Congress of Neurology 2017.
  4. 小平 農,大橋 信彦,森田 洋,関島 良樹.トランスサイレチン型FAP患者における体幹部長さ依存性細径線維障害.第59回日本神経学会学術大会
  5. 大橋 信彦,小平 農,森田 洋,関島 良樹.ATTR-FAP患者が CIDPと誤診される電気生理学的ピットフォール.第59回日本神経学会学術大会