第三内科では、新入医局員を募集しています

医局員募集に関するお問い合わせは、統括医長(信州大学医学部 内科学第三講座)まで

  • 所在地:〒390-8621 長野県松本市旭3-1-1
  • TEL:0263-37-2673 FAX:0263-37-3427
  • E-mail: sannai@shinshu-u.ac.jp

診療科の特色

第3内科は、神経難病、リウマチ・膠原病の新しい医療を世界へ発信するとともに、1人でも多くの有能な内科医を育成することを目指しています。

第3内科の専門医教育

  • 第3内科は神経内科、リウマチ・膠原病内科を中心とした診療と臨床研究(治療法の開発・疾病の原因究明)を行っています
  • 診療と研究とは、一体のものです。優れた臨床医でなければ、臨床研究は出来ません。また、研究に従事することで、より優れた臨床医の視点を持つことも可能となります。基礎研究者とは別の視点から研究を進め、成果を日常の診療に還元することを目指しています
  • 第3内科のスタッフの多くはそれぞれの専門領域において世界的施設での研鑽を積んでおり、診療・研究の指導にあたっています
  • 専門医としての臨床研修と研究活動は、初期研修を行った後に行われます。研究は大学院に入学して行うことを勧めています。その後、より専門を深めるために国内外の大学病院、研究所へ数年間留学することを奨励しています
病棟医カンファレンス 指導医とのディスカッション
朝夕行われる
病棟医カンファレンス
指導医との
ディスカッション

専門研修の魅力

当科の専門研修理念

  • 幅広い内科医としての素養をもつ専門医を育成すること
  • 神経内科、リウマチ・膠原病内科の専門的医療を行い、内科医として地域医療に貢献すること
  • 臨床に主眼を置いた研究を行い、疾病の原因解明・診断・治療に貢献すること

当科は、脳神経内科、リウマチ・膠原病内科の2つの専門領域において診療・研究活動を行っています。更に内科総合外来を開設し、内科の総合診療も行っています。

神経疾患、リウマチ・膠原病の特徴は、症状が全身の広い部位に生じ、障害があらゆる臓器に生じうることです。 また、疾患の重症度や経過も多岐にわたり、一刻を争う救急疾患から慢性疾患まで様々です。したがって、特定の臓器に拘ることなく全身を診る広い視野を身につけ、幅広く内科一般の研鑽を積むことも可能です。

神経内科やリウマチ・膠原病の専門診療においては、的確な病歴聴取と、重要な身体所見を見逃さない全身の診察が基本となっており、内科学の醍醐味を味わえる分野です。

【脳神経内科】

高齢化社会の到来に伴い、脳血管障害や認知症などの患者数は急増しており、神経内科専門医はますます社会から求められています。近年、多くの神経疾患で病因解明が飛躍的に進歩していますが、依然未知の領域も多く、今後の治療法確立が期待される魅力的な研究分野です。

【リウマチ・膠原病内科】

免疫抑制剤や生物学的製剤の登場により、リウマチ・膠原病の治療法は劇的に変化し、予後も大幅に改善しています。多彩な治療選択肢を熟知する専門医が求められています

信州大学・長野県で専門医として活躍することの意義・メリット

本県は全国有数の長寿県であり、高齢者人口が多いことから、多くの病院で神経内科専門医が必要とされています。リウマチ・膠原病内科については、長野県内に専門医が極端に少なく、若い専門医が県内の専門医療の中心になると予想されます。

ミエログラフィー 筋生検
関節エコー 筋生検
腰椎穿刺 関節穿刺
腰椎穿刺 関節穿刺

当科の関連病院

北信総合病院、長野赤十字病院、長野市民病院、長野松代総合病院、
篠ノ井総合病院 県立総合リハビリテーションセンター、信州上田医療センター、
小諸厚生総合病院、佐久総合病院、鹿教湯病院、 安曇総合病院、
安曇野赤十字病院、まつもと医療センター中信松本病院、相澤病院、
丸の内病院、長野県立木曽病院、 市立岡谷病院、諏訪赤十字病院、
富士見高原病院、伊那中央病院、飯田市立病院、健和会病院

取得できる専門医、資格など

入局後最短で3年目に内科専門医を取得したのち、神経内科専門医、リウマチ学会専門医、認知症専門医、脳卒中学会専門医などを取得可能です。

学位取得への道筋

入局3年目以降に大学院への入学が可能です。

コース 大学院研修内容 学位を取れるまでの期間
社会人
大学院
臨床研修を行いながら研究を行なう。(関連病院への出向あり) 最短で4年
フルタイム
大学院
臨床能力維持のため病棟業務も行うが、研究に専念できる期間を設ける。 原則4年で卒業。
優れた研究業績の場合は3年での卒業が可能

大学院での研究テーマ、臨床研究のテーマなど

臨床に則した以下の4本の柱で研究をしています。

1.病理形態

認知症、ニューロパチー、筋疾患などの発生機序に関する研究。アミロイドーシスの臨床病理学的研究。

2.神経生理学

脊髄反射・運動単位電位記録・表面筋電図・経頭蓋磁気刺激・誘発電位・脳磁図などを用いた、中枢性運動障害の研究。パーキンソン病など基底核疾患に対する定位脳手術で得られたデータの解析。

3.生化学・分子遺伝学

神経・筋疾患、アミロイドーシス、成人型シトルリン血症、脊髄小脳変性症などを中心に内科疾患の成因・診断・治療に関する分子生物学・蛋白化学・臨床遺伝学的研究。

4.リウマチ・膠原病、慢性炎症性疾患

  1. 臨床研究として、難治性リウマチ・膠原病および類縁疾患の治療戦略の確立を目指して以下の研究テーマを中心に取り組んでいます。
    • 難治性皮膚筋炎・多発性筋炎に対するマルチターゲット免疫抑制療法の開発と前向き研究
    • 自己免疫疾患関連肥厚性硬膜炎に関する早期診断・治療指針の開発
    • 家族性地中海熱における遺伝型と臨床徴候の関連および新規治療開発を目指した研究
    • 免疫グロブリンアミロイドーシスに対する新たな化学療法の研究
  2. 基礎研究として、難治性膠原病の免疫学的病態機序の解明と分子標的治療の開発を目指した研究に取り組んでいます。
    • 炎症性筋炎・全身性血管炎の病態関連リンパ球サブセットおよび伝達シグナルの研究
    • 膠原病における制御性T細胞機能評価と自己免疫制御システムの回復・再生を目指した研究
    • 家族性地中海熱を代表とする遺伝性周期性発熱の分子病態機序解明研究

国内留学・海外留学

専門領域での診療・研究においては、各人の希望を考慮して積極的に国内外へ留学させ、新たな診療分野の展開を目指した国内専門病院への派遣も行います。

これまでの国内留学先

国立循環器病院センター、虎ノ門病院分院(腎センター)、
国立精神・神経医療研究センター神経研究所、 国際医療センター、
東京都精神医学総合研究所、東京都老人医学研究所、
東京都臨床医学総合研究所、 道後温泉病院(リウマチ科)、
筑波大学膠原病リウマチアレルギー内科、自然科学研究機構生理学研究所 など

これまでの国外留学先

カリフォルニア大学サンディエゴ校、エモリー大学(米)、
マックスプランク研究所(独)、ニューヨーク州立大学、
コペンハーゲン大学(デンマーク)、キール大学、
オックスフォード大学(英)、インディアナ大学(米)、
スクリプス研究所(米)、 スタンフォード大学(米)、
ノースウェスタン大学(米)、サルペトリエール病院(仏)、
ランカスター大学(英)、 ビセートル病院(仏)、
メイヨークリニック(米)、フロリダ大学(米) など

将来の就職先など

入局後の進路(臨床研修、研究、就職)は、各人の希望を最大限に尊重します。

他の専門研修プログラム在籍者の受け入れ

他施設、他科での専門研修コース在籍者で、当科での研修を希望する医師も受け入れます。

他施設からの場合は原則6ヶ月以上、神経内科臨床全般、膠原病臨床全般、神経生理、神経病理などの研修を行います。

身分・雇用形態などは本人、所属する研修プログラムと調整します