第三内科では、新入医局員を募集しています

内科、神経内科、脳血管障害、リウマチ・膠原病、アミロイドーシスを含む代謝病、地域医療、総合内科診療などに興味のある方を募集しています。信州大学附属病院ではなく、他の病院で初期研修を修了された先生方も歓迎します。
研修システム
一年目、二年目は信州大学医学部共通の初期臨床研修プログラム、あるいは信州大学以外の病院の初期研修プログラムに沿って研修を行った後、三年目以降に入局を決めて、専門研修を行って頂きます。
当科の専門研修理念
幅広い内科医としての素養をもつ専門医の育成。
神経内科,膠原病の専門的医療を行い,内科医として地域医療に貢献する。
臨床に主眼を置いた研究を行い,疾病の原因解明・診断・治療に貢献する。
総合内科医(家庭医)の養成を行い、地域医療に貢献する。
当科の専門研修プログラム

神経内科医、膠原病内科医として、専門性を身につける研修を行います。大学では高度な専門的医療を行いますが,関連病院では専門性を重視しつつも内科の全領域を習得できるよう指導します。神経内科領域では、神経生理検査(神経伝導速度・筋電図・脳波など)、神経・筋生検による組織診断の他、脳血管撮影、脊髄造影なども習得できます。また、膠原病内科医として、リウマチ診療・関節穿刺なども行っており、必要に応じ専門病院での研修も可能です。研究については当科独自でさまざまな研究テーマで臨床に基づいた研究を行っている他、平成23年度より開設された神経難病学講座(別項参照)と連携し、分子遺伝学・神経病理学など基礎的な分野の研究も行っています。専門領域での診療・研究においては、各人の希望を考慮して積極的に国内外へ留学を支援し、新たな診療分野の展開を目指した国内専門病院への派遣も行っています。入局後の進路(臨床研修・研究・就職)は各人の希望を最大限尊重します。
【神経難病学講座】
平成23年4月より神経難病の克服を目的に開設された寄附講座(キッセイ薬品工業株式会社)で、分子遺伝学部門・分子病理部門で構成されています。当科と連携し、神経疾患の遺伝子診断、病理診断を行っています。県内関連病院からの診断依頼も受けています。また、研修医にも神経難病を身近なものに感じてもらえるようNeuro CPCを開催しており、当科・関連病院での剖検例を臨床・病理それぞれの側から議論する場を設けています。また大学院生の研修も受け入れています。
専門研修コースの具体例
専門研修は,医員研修コース,社会人大学院コース,大学院コースにわかれますが,いずれのコースでも神経内科,リウマチ・膠原病内科の臨床技能,臨床研究の研鑽を積むことを目標とします。
【医員研修コース】
大学と関連病院を一定期間ごと交互に廻る。この間に認定・専門医資格を取得します。
- 1年目 臨床研修開始
- 2年目 臨床研修修了
- 3年目 第三内科での専門研修(希望により内科ローテート研修)
- 4年目 第三内科での専門研修
- 5年目 関連病院での専門研修
- 6年目 関連病院での専門研修
- 7年目 大学での専門研修
- 8年目 大学での専門研修
- 9年目 関連病院への就職
(他科(他院)専門研修コース在籍者は卒業後3-6年目の一定期間に病棟を中心に臨床研修を行います。)
【社会人大学院コース】
社会人大学院の間は関連病院への出向もあります。
- 1年目 臨床研修開始
- 2年目 臨床研修修了
- 3年目 社会人大学院生として大学勤務(希望により内科ローテート研修)
- 4年目 社会人大学院生として大学または関連病院での勤務
- 5年目 社会人大学院生として大学または関連病院での勤務
- 6年目 社会人大学院生として大学または関連病院での勤務
- 7年目 関連病院への就職
【大学院コース】
臨床能力維持向上のため病棟業務も行いますが,原則的に大学院終了までは関連病院への出向はなく,研究に専念できる期間を1年間設けます。
- 1年目 臨床研修開始
- 2年目 臨床研修修了
- 3年目 大学院入学(希望により内科ローテート研修)
- 4年目 大学院
- 5年目 大学院
- 6年目 大学院卒業
- 7年目 関連病院に勤務,もしくは大学勤務
資格獲得への道筋
認定内科医
初期研修2年と内科研修1年が経過した後に認定内科医の受験資格を得ることができる。
総合内科専門医
認定内科医をもった医師で7年目以上の内科研修歴(認定医制度教育関連病院を含む)がある場合に受験資格を得ることができる。
神経学会専門医
以下の条件を満たすことが必要
- 卒後6年以上で受験年の6月末日において本学会会員歴が3年以上あり,初期研修をふくむ臨床研修を6年以上行ったもの
- 認定内科医であること
- 研修内容は,次のいずれかの条件を満たすもの
- 神経学会の認定した教育施設で3年以上
- 神経学会の認定した教育施設で2年以上と教育関連施設で1年以上
- 神経学会の認定した教育関連施設で4年以上
第3内科専門研修プログラムでは専門医受験資格を取るために必要な経験を積むために,臨床神経全般,脳波・筋電図,神経放射線,神経病理に関する専門教育,研修を行います。
リウマチ学会専門医
以下の各号の条件を満たすことが必要
- 申請時において引き続き5年以上学会の会員であること。
- 日本リウマチ学会が認定した教育施設において通算3年以上のリウマチ学の臨床を行ったこと。ただし教育施設以外で臨床研修を行った場合は、1年につきリウマチ性疾患の病歴の抄録を10症例以上(関節リウマチを3症例以上含むこと)提出することにより教育施設における臨床研修1年にかえることができる。
- 日本リウマチ学会専門医資格維持施行細則による単位数30単位以上を取得していること。
当科の関連病院
長野赤十字病院 佐久総合病院 北信総合病院 国立病院機構長野病院 国立病院機構中信松本病院 安曇野赤十字病院 諏訪赤十字病院 伊那中央病院 飯田市立病院 他13施設
当科では高度な技術を持つ専門医で、かつ基本的な内科診療が出来る医師の育成を目標としています。を育成しています。当科の診療体制は大学だけでなく、多くの関連病院と一体となって構成されています。大学ではアミロイドーシスなど日本中から来院される患者さんに対して、高度で専門的な医療を行いますが、関連病院では自分の専門性を生かしながら内科の全領域に渡って指導医と共に診療を行います。初期の数年間で専門性にとらわれず、プライマリーケア、在宅診療も含め、どんな疾患にも対応できる能力を身につけることを目指します。大学の医局に入ったら、ごくごく狭い専門領域のみの診療しかできなくなるというのは大きな誤りです。
総合診療医教育について
教授をはじめ当科のスタッフはそれぞれ内科専門医として内科の全領域での経験を地域の一般病院でつんでいます。決して現在専門としている領域のみの研鑽を積んできたのではありませんし、専門とする疾患以外は診ない・診られないという医師は第三内科にはいません。大学では特に専門としている領域の診療・研究・教育を担当しているに過ぎません。 第三内科は大学の中にあっては、神経内科、リウマチ・膠原病を主に専門としていますが、初期研修を進める中で、これらの領域に限らず幅広い研修を行います。医局内、関連病院の教育責任者、指導医の多くが内科専門医の資格をもっています。また、多くの中核病院では当科出身でない内科医の指導も同時に受け、幅広い考え方を得てもらえるように研修体制は常に工夫しています。
専門医教育について
第三内科は神経・膠原病を中心とした診療と臨床研究(治療法の開発・疾病の原因究明)を行っています。診療と研究は別のものではありません。優れた臨床医でなければ出来ない、基礎医学者とは別の視点に立った研究を進め、日常診療に還元することを心がけています。また、研究に従事することで、より優れた臨床医になることを目標にしています。第三内科のスタッフの多くはそれぞれの専門領域では世界的に有数な施設での研鑽を積んでおり、診療、研究の指導にあたっています。初期研修での内科研修を行った後に専門医としての臨床研修と研究を開始します。研究は大学院に入学して行うことを勧めています。その後、より専門を深めるために国内外の病院、研究所、大学へ数年間留学することもあります。
これまでの派遣先
国内の派遣先(内地留学)
国立循環器病院センター,虎ノ門病院分院(腎センター),国立精神神経センター,国際医療センター,東京都精神医学総合研究所,東京女子医科大学、東京都老人医学研究所,東京都臨床医学総合研究所,道後温泉病院(リウマチ科)、筑波大学医学部など
国外の派遣先(海外留学)
カルフォルニア大学サンディエゴ校,エモリー大学(アトランタ),マックス=プラーク研究所(ミュンヘン),ニューヨーク州立大学,クリーブランドクリニック,コペンハーゲン大学,キール大学,オックスフォード大学,ボストン大学,インディアナ大学,スクリプス研究所(サンディエゴ),ノースウェスタン大学(シカゴ),サルペトリエール病院(パリ大学)、ランカスター大学(英国)など
学位の取得
大学院での取得
第三内科では大学院入学を奨励しています。大学院の入学は原則として初期研修二年終了後となります。個々の研究テーマに対しては各研究室の責任者が直接的に指導し,教授が全体的に統括する方式を取っています.また学内の他の教室との共同研究や外国における研究も活発に行なわれています。臨床教育上は医員(大学院に入学しない医局員)と特に差はありません。基本的に臨床研修と平行して大学院での研究を行いますが、大学院生(社会人大学院を除く)には他のdutyが免除され研究活動に完全に専念できる期間が約6ヶ月間以上与えられます。また大学の規定により、入学後四年間で学位の申請ができます。全ての人が在学中に学位を取得しています。これらの点を理解した上で選択は各人に任せられます。収入はパートを増やすなどの配慮をしますので,医員と大きな差はありません。また、各種の奨学金に応募することもできます。
入局・研修に関するお問い合わせ
入局・研修に関するお問い合わせは、統括医長まで
連絡先:〒390-8621 長野県松本市旭3-1-1
信州大学医学部脳神経内科、リウマチ・膠原病内科(第三内科)
E-mail: sannai@shinshu-u.ac.jp
TEL:0263-37-2673 FAX:0263-37-3427
