研究的アミロイドーシス診断支援サービス

信州大学内科学第三教室では、アミロイドーシスに関する診断支援サービスを行っています。アミロイドーシスが疑われる患者さんがいらっしゃいましたらご相談ください。
まずはメールにてお問い合わせください。担当者が対応し必要な診断支援サービスを提供します。

ご相談・お問い合わせ

信州大学内科学第三教室 E-mail: sannai@shinshu-u.ac.jp

サービス内容

当科で提供している診断支援サービスは以下の通りです。
*本検査は臨床研究の一環として行われており、医療法が定める検体検査ではありません。本検査の結果は、直接診療に用いるのではなく、診療の参考としてご活用ください。

1.アミロイドーシスの病型診断

  • 免疫組織染色を用いてAL, ATTR, AA, Aβ2Mアミロイドーシスの病型診断を行います。
  • 通常の免疫染色で診断困難な場合は、組織標本からレーザーマイクロダイセクション法によりアミロイド部を回収し、質量分析によって得られたアミノ酸配列からアミロイド蛋白の同定を行います。
  • 必要なサンプル:4μmに薄切した組織未染標本スライド12枚

※ 2回目以降もご依頼いただく際には、検体送付前にメールにてご連絡をお願いします。

2.家族性アミロイドーシスの遺伝子診断

  • TTR遺伝子変異解析は保健収載されており、BML社またはLSI社にて受託検査が可能ですのでご利用をご検討ください(当科から技術移転し、結果判定は当科で行っております)。
  • TTR遺伝子変異を認めない家族性アミロイドーシスの場合には、gelsolin遺伝子などの遺伝子解析を実施していますのでご連絡ください。

3.その他全てのアミロイドーシスに関する診療や治療に関する相談