教員紹介

はやさか としひろ

早坂 俊廣

哲学・思想論 教授

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中国関係

杭州便りその12

10月1日「国慶節」

熱烈慶祝!

日本の大学では、新学期の到来に心躍らせていることでしょう(まさか憂うつな人はいないと思います)。こちら中国では、今日10月1日が「国慶節」(建国記念日)で、1週間の連続休暇に入ります。今年は8・9日が土・日になりますが、そこは休みならず、振り替え平日(?)になります。9月から新学年が始まってますから、日本のゴールデンウィーク的な存在と言えましょう。半ば引きこもりの生活をしている私にはほとんど関係のない話ですが、せっかくなので、雨の中、西湖まで出かけてみました。

傘の波

これでも蘇堤です!

バスに乗って西湖南岸に行きました。「浄慈寺」という有名なお寺があって、以前通りかかった時に何だか前よりも巨大化しているような感じだったので、まずはここを参観。やはり15年前よりも奥に増築されていました。天童如浄の塔も以前は無かった(見られなかった?)ように記憶しています。  その後、6月に知り合いを連れて行った時には工事中で入れなかった「章太炎記念館」を参観し、蘇堤へと足を向けました。宋代の有名な文学者・蘇東坡が築かせたという堤ですが、さすが国慶節/さすが世界遺産、とにかく人、人、人でした。風光明媚な西湖に来て傘の波を眺める羽目になるとは、何とも滑稽な気がしました(国慶節だけに)。

馬一浮記念館

こうなることを半ば覚悟していながら蘇堤まで足を踏み入れたのは、馬一浮記念館の2階(以前は閉鎖されていた)に「読書スペース」が設けられたという報道を、テレビ・新聞で目にしたからです。馬一浮(1883~1967。紹興上虞の人)は有名な「国学大師」ですが、西湖「花港観魚」内にある蒋荘に一時期住んでいたことがあるため、そこが記念館になっています。何度も来たことがあるのですが、馬一浮について論文をものしたことがある身としては、ぜひその読書スペースも見ておかなければと思い、やってきました。まあ、うすうす予想はしていましたが、観光ガイド的な本ばかりで、馬一浮に関する本は一冊も置かれていませんでした。章太炎記念館でも感じましたが、どうして展示している人物に関する本を置いたり、売ったりしないのでしょう?残念でなりません。  でも、いつもガラガラだった馬一浮記念館が、今日は観光客でいっぱいでした。その点はとても嬉しかったです。  以上、オタクな「国慶節」報告でした(毎度のことですね、はい)。

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